私がプライベートで使用しているPCは、自分でパーツを選んで購入し組み上げた自作の物です。
性能に不満を感じた時や新しいOSに切り替える時など、数年おきに新しいパーツを購入して組み替えています。
またサブ機として以前持っていたノートPCについても読み込み速度をアップさせるために、元々付いていたHDDを外してSSDに換装したりしていました。
そのため家には使わなくなった2.5インチのSSDやHDDが何個もあります。
私だけでなくPCを自作している人はみんなこんな感じじゃないでしょうか?
壊れた物や容量が少なすぎて使い物にならない物はもちろん捨てますが、容量があり状態がいい物はケースに入れて外付けドライブとして活用出来ます。
- 使っていない2.5インチのSSDやHDDが手元にある人
- ポータブルSSDやポータブルHDDを低予算で作りたい人
私のおすすめするケース
個人的におすすめなのが上の写真のORICOというメーカーの透明なケースです。
数年前に試しに1つ購入して使ってみたら良かったので、その後リピート購入し現在は3つ所有しています。
ORICOのケースのいいところ
SSD/HDD用のケースは色々な物がありますが、私がORICOのケースを愛用しているのは以下の様な理由あるからです。
工具不要で組み付けが超簡単
このケースの最大の魅力は組み付けが超簡単に出来ることです。
ドライバーなどでねじ止めする必要が一切ありません。
まずケースのフタをスライドさせて外します。
フタを外したらSSDやHDDをぶっ挿してフタを戻せば完成です。
誇張ではなく本当に10秒足らずで出来ます。
透明ボディで中身が分かる
このケースは見ての通り透明なプラスチックで出来ています。
そのためケースが複数ある場合、どのケースにどのSSD(HDD)が入っているかすぐに分かります。
また「文書」、「写真」、「動画」といった感じでデータの中身を書いた付箋を一緒に入れておけばさらに分かりやすくなります。
認識表示が分かりやすい
PCの画面を見れば分かるので大して重要ではないかもしれませんが、LEDによる認識の表示も非常に分かりやすいです。
電源が入っているけどPCが認識いていない場合は写真の様に青色LEDが点灯します。
PCがSSD(HDD)を認識すると青色LEDの隣にある赤色LEDも点灯します。
使用するUSBポートが1つで済む
外付けケースの中には電源を安定して供給出来るようにするためにUSB-A端子を2つ挿す必要がある物がありますが、このケースはUSB-A端子1つで動きます。
そのため端子が少ないノートPCでも使えます。
このケースを結構使っていますが、電源供給が不安定になって転送が途切れたりしたことは1度もありません。
安い
このケースですが値段が1000円ちょっとと非常に安いです。
USBケーブルもちゃんと付いた上でこの値段です。
中国メーカーだからというのもありますが、ケース本体がプラスチックで作られているのも理由だと思います。
注意点
いいことだらけのORICOのケースですが、以下の点については注意が必要です。
フタの開閉やドライブの抜き差しを頻繁にやらないこと
ケースのフタを固定するツメが非常に小さいので、何度も開け閉めしているとツメが削れてフタがしっかり閉まらなくなる可能性があります。
またこのケースに限った話ではありませんが、SSDやHDDのSATA端子と電源端子はUSB端子に比べ壊れやすいです。
そのためケースの開閉やドライブの抜き差しは最小限にした方がいいです。
防水仕様ではない
簡単に開閉できるケースなので当然防水仕様ではありません。
塗れた手で触るくらいなら問題ないですが、大量の水がかかったり水没させたりしたらアウトだと思うので外に持ち歩く場合は注意が必要です。
付属のUSBケーブルについて
付属のUSBケーブルは50cmと短いです。
使用環境によっては長さが足りない可能性があるので、別途長いケーブルを購入する必要があります。
私の場合はPC本体が机の下にあり付属のケーブルでは長さが足りないので、1mのケーブルを追加で購入しました。
まとめ
今回は私が使っているSSD/HDDケースを紹介しました。
使わなくなったSSDやHDDもこういったケースがあれば、データのバックアップや持ち運びに利用出来るようになります。
このケースですが、新品のSSDを購入して最初からポータブルSSDとして使うのも悪くありません。
SSDの銘柄にもよりますが、通常のポータブルSSDを買うより安く済む場合があります。