7月に入ってから暑い日が続いています。
そうなると心配になってくるのが庭にあるビオトープです。
メダカは比較的暑さに強い魚ですが、こうも暑い日が続くと流石に心配になってきます。
そこで暑さ対策としてプラ舟に簾を巻いてみました。
- プラ舟ビオトープの暑さ対策をしたい人
- プラ舟ビオトープの見た目を良くしたい人
プラ舟の側面に直射日光が当たるのを防ぎたい
私の場合、ビオトープの上部に遮光ネットを張っています。
これはメダカのためでもありますが、水生植物の日焼け防止のためでもあります。
しかし横からの日差しは遮光ネットでは防げないため、時間帯によっては上の写真の様にプラ舟の側面に直射日光がモロに当たります。
現在は緑のプラ舟のためまだマシですが、黒いプラ舟を使っている時は水温も上がりやすく大変でした。
プラ舟に簾を巻く
そういう訳でプラ舟の側面に直接日光が当たらないように簾を巻くことにしました。
簾で日光をカットして水温の上昇を防ごうという算段です。
用意する物
ここでは必要な材料と道具、そして作業手順を紹介します。
簾
必要な材料は簾だけです。
簾は様々な種類があり、値段もピンからキリまでありますが、どうせ1年でボロボロになるので安いのでいいです。
私が購入した物はダイソーの45cm×110cmです。
プラ舟が100Lの大きい物なので4個購入しましたが、それでも440円です。
作業道具
今回の作業では以下の道具を用意しました。
- 簾を切るためのハサミ
- 簾の端の棒を切るためのノコギリ
- 簾の切る場所をマークするためのマジック
- プラ舟の寸法を測るための巻き尺と定規
全て家にある物なので、新規に購入した物はありません。
作業手順
作業手順の紹介です。
特別難しいことはやっていません。
寸法を測り簾のサイズを決める
まずプラ舟の寸法を測り、簾のカットするサイズを決めます。
日差しを防ぐだけなら適当に巻いておくだけでもいいのですが、サイズをきちんと測って切った方がキレイに仕上がります。
測った結果、65cm×30cmの物と100cm×30cmの物を2つずつ作ることにしました。
見栄え重視のため、高さの寸法についてはプラ舟の上端の高さより若干高くしました。
また、簾は時間が経つと伸びてくるので上辺と短辺の長さは実寸よりやや短くしました。
簾をカットする
簾の長さが決まったら、簾の端の棒に結んである紐をほどいて簾を短くします。
短くしたら棒を結び直します。
さらに必要な高さになるようにカットします。
簾の両端の棒はハサミだと切りにくい上にハサミが壊れる場合があるので、必ずノコギリで切るようにします。
これで短辺65cm×30cmのパーツが完成です。
後で結ぶために橋の紐を長めに残しておきます。
同じ手順で長編の100cm×30cmのパーツも作ります。
これらを2つずつ作ればパーツの完成です。
カットした簾を繋いでプラ舟を囲う
4つのパーツが出来上がったら、紐で繋いでプラ舟を囲うだけです。
これで作業完了です。
作業時間は1時間ほどでした。
見た目も良くなり一石二鳥
今回はプラ舟に簾を巻く作業を紹介しました。
簾を巻くと日差しを防げるだけでなく見栄えも一段と良くなります。
すぐにボロボロになってしまいますが、1年くらいは持ちますし日差しが強くなる6~9月を凌ぐにはこれで十分です。
今年は準備が遅くなり作業が7月になってしまいましたが、本来は簾が出回り始める5月くらいにやっておくのがおすすめです。