少し前に自宅のプリンターがヘッドの目詰まりによって印刷出来なくなりました。
購入してから結構年月が経っているのでプリンターの買い替えも検討しましたが、試しに今まで使用したことがなかった洗浄液を使ってみたところ、見事に復活し再び使えるようになりました。
今回はその洗浄液と使い方について紹介します。
- プリンターのノズルが目詰まりし、クリーニングしてもインクが出なくて困っている人
- 印刷出来なくなったのでプリンターを買い替えようか考えている人
使用しているプリンターと問題の症状
私が使用しているプリンターはEPSONのEP-806Aという6色インクのモデルです。
2013年に発売されたモデルなので、もう8年以上使っていることになります。
現在使用しているインクは純正インクではなく互換インクです。
純正品は購入直後の1~2年しか使っていません。
最近印刷してみたところ印刷物が紫っぽかったので、ノズルチェックをしてみたところY(イエロー)とLC(ライトシアン)が全く出ていませんでした。
思い切って洗浄液を購入してみた
8年も使っているので買い替えようかなとも思いましたが、予備のインクがまだいくつか手元にあったので使い切らないと勿体ないと感じていました。
そこで以前から気になっていたプリンターの洗浄液を使ってみることにしました。
この手の商品は昔からありましたが、使ったらかえって調子が悪くなったという話もよく聞くので今まで使ったことはありませんでした。
ただ今のプリンターは8年も使っておりメーカーの保証期限はとっくに切れているので、直ったらラッキー程度の感覚で買ってみました。
洗浄剤も色々な所から発売されていますが、私が購入したのは「インクのチップス」というショップで販売されていた物です。
楽天で検索してたら偶然見つけたもので、値段も安かったのでこれにしました。
カートリッジは同店のオリジナルで、同店で販売されている互換インクに使用している物と同じです。
色分けされていますが、中に入っている洗浄液はたぶん同じ物だと思います。
カートリッジの側面に洗浄液と分かるように「Cleaning Cartridge」と書かれています。
カートリッジと一緒に説明書も入っていました。
使い方は後述しますが、特に難しい点は無さそうです。
洗浄液を使った結果
いよいよ洗浄液でクリーニングをやっていきます。
まずカートリッジに付いているキャップを外してプリンターにセットします。
カートリッジの形は違いますが、取り付け方は純正品と大きな差はありません。
説明書にも書いてありますが、クリーニングの手順は以下の通りです。
- プリンターのプロパティを開いてヘッドクリーニングを2回実行する。
- 実行後2時間放置し、再度クリーニングを2回実行する。
- インクのカートリッジに付け替えクリーニング3回実行する。
作業内容自体は非常に簡単ですが、クリーニングの回数が多いので結構時間がかります。
最後のノズルチェックの印刷結果がこれです。
本来なら上記の手順で直るはずなのですが、私のプリンターはインク詰まりが相当酷かったらしく完全に直りませんでした。
ちょっと分かりにくいですが、YとLCの一部が途切れています。
そのため同じ手順で再度実施したところキレイに色が出るようになりました。
プリンター買い替え前にダメ元で使ってみてもいいかも
今回プリンターの洗浄液という物を初めて使ってみましたが、一発で直らなかったものの再び印刷が出来るようになったので結果としては満足しています。
今使っているプリンターのインクが出なくなりクリーニングしても直らないのであれば、買い替えの前に試してみるといいかもしれません。
絶対に直るという保証はありませんが、上手くいけばプリンターを新しく買い替えずに済みます。
洗浄液はEPSONだけでなく、Canonやbrotherなどの他のメーカーの物もあるみたいです。