ここのところずっと続いている自作PCの話ですが、今回はPCケースの話です。
CPUなどの主要パーツのほとんどは変更しませんが、せめて見た目だけでも変えようと思いケースを変更してみることにしました。
新しいケースに交換する理由
私が今まで使っていたケースはコルセアの460x rgbというケースです。
今では特に珍しくもない前面と左側面が強化ガラスのモデルになります。
5年くらい前に光るPCに興味を持ち購入した物で、最初からRGBファンとRGBコントローラーが付いています。
このケースは当時好評だったため、Youtubeのレビュー動画がたくさんアップされていたのを覚えています。
組み立てもしやすく結構気に入ってましたが、使っているうちに気になる部分も色々と出て来ました。
パネルの取り外しが面倒
PCにはパーツを冷却するためのファンが付いているため、どうしても内部にホコリが溜まってしまいます。
そのため定期的にパネルを外して掃除する必要があるのですが、460Xの場合パネルの四隅にあるネジを外す必要がありこれが結構面倒です。
フロントパネルも同様にネジで留めてあります。
ガラスが重いこともありマイナスドライバーなどの工具を使わないと外したり締めたりするのが難しいです。
RGBの発光パターンが好みじゃない
このケースにはRGBファンとコントローラーが付いているのですが、現在主流のアドレサブルRGBというLEDの球一つ一つの色を制御出来るものではありません。
そのため最近のゲーミングPCのような複雑な色合いは出せず、あらかじめ指定された7色と色の切り替わり速度を買えるくらいしか出来ません。
購入当時はRGBとアドレサブルRGBの違いを知らなかったため、購入してからそれを知り失敗したなと思いました。
この事からLEDライティングの制御はケースではなく、マザーボードか専用のコントローラーで行った方が良いなと感じました。
USB-Type Cに対応させたい
PCには色々な機器を繋ぐことが多いですが、最近ではUSB-Type Cに対応したデバイスが増えています。
しかし460XのインターフェイスにはUSB-Type Cはありません。
互換アダプタを使えばいいじゃんって話もありますが、どうせならUSB-Type Cに対応したケースにしようと思いました。
新たに購入したケース
そういった反省を踏まえて新たに購入したのがコルセアの4000D Airflowというケースです。
カラーはブラックとホワイトの2色がありますが、手持ちのパーツがほぼブラックなので、ケースもブラックにしました。
460Xに続きまたしてもコルセアのケースですが、別にコルセア縛りをしているわけではありません。
大きさ、インターフェイスの仕様、価格、在庫の有無など色々条件を絞っていったらこのケースに辿り着きました。
4000Dの気になった点
今まで使っていた460Xと比較すると、同じメーカーでサイズもほぼ同じなので構成などはそれほど大きくは変わっていない感じです。
しかし5年近く経っていることもあり、細かい所は改良されている印象です。
上部インターフェイス
一番の違いはUSB-Type Aが1つ減り代わりにUSB-Type C追加されたことです。
これにより変換アダプタ無しでUSB-Type Cを採用した機器も使えるようになりました。
また、RGB関連のスイッチが無くなったので見た目が凄くスッキリとしました。
電源ボタンは出来れば460Xと同様右側に付けて欲しかったところですが、使っているうちに慣れると思います。
落ちない止めネジ
左側面のガラスパネルは四隅をネジで固定する方式から、昔からあるケースと同じ様なパネルの前方のツメを引っ掛けて後方を止めネジで固定する方式になりました。
しかもこの止めネジは緩めても本体にくっ付いたままなので、紛失する心配がありません。
カンタンに外せるフロントパネル
460Xのフロントパネルはサイドパネルと同様四隅をネジで固定する方式でしたが、4000Dのフロントパネルは手前に引っ張るだけで簡単に外せるようになりました。
フィルターの掃除が楽になりそうです。
グラボが縦付け出来る
近年グラフィックボードを見栄え重視で縦に取り付けることが出来るケースが増えてますが、4000Dも縦付けに対応しています。
ちなみに私はグラボを縦に付ける予定はありません。
配線をまとめるバンド付き
裏側の配線スペースに布製のバンドが最初から装着されています。
コルセアのロゴ付きです。
これだけでは不十分なので結束バンドが別途必要になりますが、これがあるだけで配線作業がしやすくなりそうです。
まとめ
以上、イメチェンのためにPCケースを購入した話を紹介しました。
ただこのケースに付いているファンはRGBファンではないので、このままでは光らない地味なPCになってしまいます。
そのために別途A-RGBのファンを購入したのですが、その工程は次回紹介したいと思います。