前回ルアーに取り付けるブレードを自作したという話を投稿しました。
そこで作ったブレードはコロラドタイプという丸っこい形状の物です。
コロラドタイプは回転角が大きく強いバイブレーションを発生させるのが特徴で、どちらかというと低速のリトリーブに向いています。
一方で高速のリトリーブに向いていません。
そこで今回はコロラドタイプと真逆の特徴を持つウィローリーフのタイプを作ってみることにしました。
ブレードを自分で作ってみたい人
ブレード型の製作
今回も3Dプリンターで型を作っていきますので、前回と同様ブレードの形状を作るところからやっていきます。
ウィローリーフのブレードはメーカーによって幅や窪みの深さなどがかなり異なり、それによりバイブレーションの強さなどの性質も違いがあります。
ブレードの窪みが大きいほど回転角が小さくなり、窪みが小さく平面に近いほど回転角が大きくなります。
今回は前回作ったコロラドタイプと差別化を図るために、窪みが大きく回転角が小さくなるタイプにしました。
ブレードの形状が決まったらそれを基に型のデータを作ります。
前回作ったコロラドタイプは#1~#4のサイズを作りましたが、ウィローリーフの場合#2以下は小さすぎて存在感が無いので#3~#4.5の4サイズを作ってみました。
データが出来たら後は3Dプリンターで出力するだけです。
前回と同様型取り用の定規も作りました。
ブレードの製作
型が出来たらカットした板厚0.5mmのアルミ板を型にセットしてハンマーで叩けばブレードの形になります。
後はスプリットリングを通す穴を空ければ完成です。
一番小さい#3が手持ちのハンマーで作れるギリギリのサイズでした。
#2以下は作らなくて正解でした。
前回と同じ様にスピナーベイトに#3のブレードを付けて浴槽で泳がせてみました。
コロラドタイプより若干立ち上がりが悪いものの、引いてる時の抵抗が小さく感じます。
一応コロラドタイプと差別化は出来たみたいです。
まとめ
今回はウィローリーフのブレードを自作してみましたが、形は歪でもブレードとしてちゃんと機能しそうです。
しばらく釣りに行けてない状態ですが、効果があるか試してみたいところです。
何か自作のルアーを作ってみても面白いかもしれません。