約一か月ぶりのメダカ関連の記事になります。
プラ舟の改造や水生植物の植え付けを紹介たりしましたが、その後しばらくしてメダカの引越しも無事完了しました。
ホテイアオイに卵が産み付けられるようになり、子メダカもたくさん生まれています。
メダカを飼っている人にとっては今くらいの時期が一番楽しい時期ですね。
今回は私がメダカの飼育とセットで楽しんでいる水生植物の話です。
過去に色々な植物を植えてきましたが、植えてよかった物もあれば後悔した物もあります。
そこで過去に植えたことがある水生植物のインプレを簡単にしてみたいと思います。
- 屋外でメダカを飼育している人
- どんな水生植物を植えるか迷っている人
私が水生植物を選ぶ基準
ここでは私が今まで植えた水生植物をどのような基準で選んだかお話しします。
大まかな選考基準は以下の4つです。
正直言って他の方達と大して変わらないと思います(笑)
見た目
一番の決め手はこれです。
写真などを見て気に入ったものを選んでいます。
店頭で一目惚れして購入するケースもあります。
入手のしやすさ
水生植物の中には入手が難しい物もありますが、私はどこでも売っていて入手しやすい物を好んで選びます。
入手しやすい=安いのでたくさん買うことも出来ます。
最近では通販でも購入できますが、ホームセンターや園芸店で購入することがほとんどです。
育てやすさ
育成に手間がかかる植物だとより多くの時間を割く必要があります。
私はメダカの飼育以外に他の趣味も色々あるので、育てるのがなるべく簡単で、基本的にほったらかしでOKな物が好みです。
ホームセンターや園芸店で良く売られている物ならこの点については心配ないと思います。
メダカへの影響
メダカの飼育環境に入れるので、メダカに優しい物でなければいけません。
この点については杜若園芸などが販売しているメダカの飼育用と謳っている植物なら心配無用です。
メダカの隠れ場所になる、陽射しを遮る、産卵床になるなどのメダカに与える効果を考えて選びます。
水生植物インプレッション
ここから私が過去に植えたことがある水生植物の一部を紹介します。
選んだ理由、良かった点、悪かった点などを超簡単に解説していきます。
画像が用意出来なかったので、画像が見たい方は各自google先生に頼んでください。
不親切なブログですみません(笑)
ちなみにそこら辺に生えている雑草を植えてみたこともありますが、この記事を読んでくださった方が入手出来ない物を紹介しても意味がないので、それらについては除外しました。
ホテイアオイ
春になるとどこのホームセンターでも売られています。
1株100円程度と安く、浮き草なので植木鉢や土が必要ありません。
飼育容器に放り込んでおくだけなので簡単です。
ホテイアオイの根はメダカの卵が良く付くので産卵床に最適です。
市販の産卵床を試したこともありますが、個人的にはこれが一番いいように感じます。
欠点は寒さに弱いので越冬できません。
越冬させる方法もあるのですが、面倒なので次の年になったら新しい物を買っています。
それからとにかく根が伸びるのでそのままにしておくとメダカの泳ぐスペースが減ってしまいます。
そのため定期的に取り出して根をカットしています。
メダカの飼育がメインならこれを数株買って浮かべておくだけで十分です。
オオサンショウモ
ホテイアオイと同じ浮き草なので浮かべておくだけでOKです。
増えるスピードが早く、あっという間に水面を覆い尽くします。
メダカの隠れ場所にも夏場の日除けにも最適です。
水面下に根を下ろしますが、ホテイアオイに比べ太く短いのでメダカの卵の付きが悪く、産卵床に向いていません。
欠点は増えるスピードがとにかく早いので、定期的に間引く必要があります。
またホテイアオイと同様越冬できません。
アマゾンフロッグピット
これも浮き草なので浮かべておくだけです。
丸い葉っぱが可愛らしいです。
横に茎を伸ばしてどんどん増えます。
水面下に長く値を伸ばしますが、太く本数が少ないのでメダカの産卵床には不向きです。
この草は葉の汁が美味しいのかアブラムシがとにかくよく付きます。
アブラムシは水面に落とすとメダカが食べてくれます。
こちらも越冬できません。
スイレン
葉や花が大きく存在感があります。
大きな葉で水面を覆うので夏場は良い日除けになります。
スイレンの葉にカエルが乗っている姿は本当に絵になります。
株がとにかく大きくなるので小さい容器には不向きです。
温帯性のスイレンなら越冬可能です。
ナガバオモダカ
ホテイアオイと同様、ホームセンターで売られているメダカ用植物の定番です。
日除けやメダカの隠れ場所に最適です。
ホウレンソウや小松菜のような形の葉が特徴です。
横に茎を伸ばしどんどん増えます。
1株の値段はちょっと高いですが、越冬できる上に簡単に増やせるので長い目で見れば非常にお得です。
繁殖力が凄いのでそこら辺の川や池に捨てないようにしましょう。
ロタラロトンディフォリア
水草水槽の定番植物です。
水槽内で育てるのは難しいですが、水上なら簡単に育ちます。
トリミングをすると切ったところから脇芽を出して増え、トリミングした物を土に刺せば根付いてさらに増えます。
冬になると水上葉は枯れますが、春になればまた芽が出てきます。
水中葉は冬でも枯れることなく残ります。
ちなみにロタラロトンディフォリアの色違いで、同じく水草水槽で人気のあるロタラインディカやグリーンロタラも同じように育てられます。
ラージパールグラス
こちらも水草水槽の定番植物です。
ロタラロトンディフォリアと同じように、水上だと簡単に育ちトリミングで簡単に増やすことが出来ます。
こちらも越冬可能です。
ミニパピルス
名前の通り小さいパピルスです。
今まで紹介した植物に比べて背丈があるので、これを植えるとレイアウトに立体感が出ます。
細かい根がびっしりと張るので、大きめの鉢に植えてあげましょう。
以前の記事で少し触れましたが、株が大きく成長した時に鉢が小さく軽いものだと風で倒れやすいので、重く安定感のある素焼きの鉢に植える事をおすすめします。
これも越冬可能です。
クレソン
ステーキやハンバーグの付け合わせでおなじみの野菜です。
ホームセンターや園芸店で売られている種から育てることも出来ますが、スーパーで買った物を細かく切って土に刺す方が簡単です。
野菜なのである程度育ったら収穫して食べることも可能です。
クレソンは虫にとっても美味しいらしく、アブラムシやアオムシが大量に付くので要注意です。
越冬可能です。
アナカリス
正真正銘の水草です。
まれに小さい白い花を咲かせることがあります。
根を出しますが土に植えたりする必要はなく、水の中に沈めておくだけでOKです。
メダカの隠れ場所にも産卵床にもなります。
基本的に丈夫な水草ですが、急激な水質変化などで枯れることがあります。
購入した物にはスネール(貝)などが付いていることが多いので、入れる前によく洗いましょう。
「水草その前に・・・」の様な薬品を使うとより効果的です。
自分の好みに合ったものを探してみよう
ここまで私が過去に植えたことがある水生植物を簡単に紹介してみました。
この記事を読んでくださった方の水生植物選びの参考になれば幸いです。
雑草も含めてここで紹介した植物以外にも色々植えたことがありますが、それらについては機会があったらまた紹介したいと思います。