釣り

【釣り】私のスピニングリールの選び方

最近シマノ・21アルテグラ 3000XGを購入しました。

しかし、今回の記事はアルテグラのインプレ記事ではありませんのでご注意ください。

今回は私の実体験を踏まえてスピニングリールの選び方を紹介したいと思います。

こんな人におすすめ
  • スピニングリールの購入を検討している人
  • リールの選び方がよく分からない人

リール選びの基準

ここでは何を基準にして選んでいけば良いかを解説していきます。

メーカー

メーカーは国内外含めて色々ありますが、個人的にはダイワかシマノのどちらかをおすすめします。

  1. リールに関してはこの2社が最新の特許技術を持っており、他のメーカーがこの2社以上の物を作れる状態にあるとは思えないから。
  2. マイナーなメーカーのリールはユーザー数が少なく情報が集めにくいから。

堤防のサビキ釣りなどは仕掛けを足元に落とすだけなので、聞いたことないメーカーの安物リールでも問題なく使えます。

しかし、安価なリールならダイワやシマノも出していますので、個人的にはそちらを使った方がいい気がします。

この2社から選んだ方がいいと考える理由は以下の2つです。

ちなみにダイワとシマノで選ぶならどっちがいいかという話になりますが、値段が同じくらいなら性能に大きな差は無いと思いますので見た目などの好みで選んで構いません。

何の釣りに使うか?

1台でどんな釣りにも使えるリールは無いので、狙う魚と何の釣りに使うかをしっかりと決めます。

用途が決まればこの後紹介するサイズや価格帯なども絞れてきます。

リールのサイズ

用途が決まればリールのサイズも自ずと決まってきます。

狙う魚や釣り方で使う糸の太さや長さが決まってくるので、リールのサイズも決まります。

大体の場合、使いたい太さの糸が100~150mくらい巻けるサイズで十分です。

(青物の様な引きの強い魚の場合は200m以上は欲しいかも。)

それでも迷う場合は、メーカーがホームページやカタログに適合サイズを紹介している場合があるのでそれを参考にしてもいいかもしれません。

ギヤ比

昔はギヤ比を選べるリールはほとんどありませんでしたが、最近では安価なリールでもギヤ比を選択できる物が増えてきました。

ハイギヤ仕様は若干巻取りが重くなりますが、素早く糸を巻き取れるので仕掛けの回収が楽チンです。

価格帯

リールは単純に高い物ほどいいと考えてOKです。

高いリールが安いリールに比べて優れている点は以下の通りです。

  1. 強度のある材料や部品が使われており耐久性が高い。
  2. ドラグの性能が優れている。
  3. 糸ヨレや糸ガラミなどのトラブルを軽減する機能が付いている。
  4. 巻き心地や見た目の美しさにも配慮し、所有時の満足度が高い。

ではどのくらいの価格帯がいいかという話になりますが、私の場合以下の様な感じで選んでいます。

小、中物の餌釣り(エサ)

使いたい糸が必要な分だけ巻ければいいので、5000円以下の安いので十分です。

小、中物釣り(ルアー)

ルアーフィッシングはキャストとリトリーブを多く繰り返すので、エサ釣りに比べて糸ガラミなどのトラブルが多いです。

そのためトラブル軽減の機能が標準搭載される1万円前後の価格帯の物が狙い目です。

中、大物釣り(エサ、ルアー共)

扱う仕掛けやルアーが重く、魚の引きも強いのでリールの強度が欲しいです。

予算が厳しいですが、強度のある材料や部品が多く採用される2万円くらいの価格帯の物が欲しいところです。

リール選びの実例紹介

冒頭でお話しした通りシマノ・21アルテグラ 3000XGを購入したのですが、私がどういった経緯でこのリールを選んだのかを紹介したいと思います。

どんな釣りに使うか

主な用途はルアーフィッシングでカサゴなどのロックフィッシュ、クロダイ、フッコクラスのシーバス(スズキ)を想定しています。

また、機会があれば20年ぶりくらいにバスフィッシングもやってみようかなと考えています。

ナスキーにするか悩んだ

今回リールを選ぶにあたり候補に挙がった物が他にいくつかありました。

その1つが1ランク下のモデルであるシマノ・ナスキーです。

ナスキーも評判の良いリールですが、ベールが糸ガラミを軽減する「ワンピースベール(※1)」ではないのでアルテグラを選択しました。

他に不満点はなかったので、ワンピースベールが搭載されていたらナスキーを選んでいたかもしれません。

※1 ラインローラーの取り付け部と一体になっているベールです。

パーツのつなぎ目が無いため糸が引っかかりにくくなっています。

ダイワのリールにもエアベールという似たような物があります。

フリームスにするか悩んだ

もう1つ候補に挙がったリールがダイワ・フリームスです。

価格がアルテグラとほぼ同じくらいなので、性能もほぼ同等と考えていいと思います。

ダイワのATDというドラグシステムは非常に気になりましたが、悩んだ末アルテグラにしました。

アルテグラにした理由は2つあります。

1つ目は「ソルティーアドバンス」というシマノのソルトウォーター用ルアーロッドを同時に購入しており、今回購入したリールは主にその竿に取り付けて使うためです。

「竿がシマノだからリールもシマノがいいかな?」

という非常に単純な理由です。

(実際のところシマノの竿にダイワのリールを付けても全く問題ありません。)

2つ目はシマノのリールに搭載されている「カチッと鳴るベール(※2)」が好きだからです。

※2 シマノのスピニングリールはベールを起こしたときに「カチッ」と音がするようになっています。

これによりベールがしっかり起きていないことが原因で、キャスト時にベールが戻ってしまうというトラブルが起きにくくなりました。

搭載されるようになったのは90年代の後半からだったと思います。

この機構には正式名称があったと思いますが、調べても見つかりませんでした。

ご存じの方がいましたらぜひ教えてください。

サイズをC3000にした理由

リールのサイズは2500とボディサイズは同じで糸巻き量が多くなるC3000で悩みましたが、結局C3000を選択しました。

理由は以下の通りです。

太いナイロンラインも使いたいから

現在のルアーフィッシングではPEラインが主流です。

想定した用途だと使用するのは太さは0.6~1.0号くらいで、必要な長さは100~150mになりますので2500で十分です。

しかし、私はリーダーを結ぶのが面倒な点とトラブルの少なさから今でもナイロンラインを好んで使っています。

よく使うのは2.5~4号くらいですが、2500ではラインキャパが足りないのでC3000にしました。

ちなみに以前購入した「バークレイ・トライリーンビッグゲーム」は約3.5号なので、このリールに使いたいと考えています。

糸巻き量は120~130mくらいになりますので、青物の様な突っ走る魚が相手でなければラインキャパは十分です。

XG(エクストラハイギヤ)が欲しかったから

実は1年前に19ストラディックC5000XGをサーフゲームとライトショアジギング用に購入したのですが、XG仕様は巻取りスピードが速く糸フケを取ったりルアーを回収するのが素早く出来るので快適です。

そんな訳でアルテグラもXG仕様にしたいと思ったのですが、2500にはXG仕様が無いのでC3000にしました。

まとめ

長々と書きましたが、簡単にまとめると以下の通りです。

  1. メーカーはダイワかシマノが無難。
  2. 狙う魚とどんな釣りに使うかを決める。
  3. ②の結果からリールに巻く糸の太さと長さを決める。
  4. ③の結果からリールのサイズを決める。
  5. ギヤ比を選べるならノーマルギヤかハイギヤか決める。
  6. 後は予算と相談して決める。

スピニングリールは種類が多いので、釣りを始めたばかりの方はどれを選んだらいいか迷うと思います。

この記事がリール選びの参考になれば幸いです。

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