街中を走っているクロスバイクを見ると、ハンドルにバーエンドを付けている方が結構います。
バーエンドは通常ハンドルの外側に付ける物なのですが、私はアイキャッチの様にハンドルの内側に取り付けています。
- クロスバイクのカスタマイズに興味がある人
- バーエンドの効果に興味がある人
バーエンドを内側に付けるメリット
なぜ内側に付けた方が良いのか?ですが、私が考えるメリットは以下の3つです。
とっさのブレーキ操作が出来る
一番のメリットはこれだと思います。
バーエンドをハンドルの外側に付けている場合、ブレーキをかけようと思ったらまずバーエンドから手を放してハンドルグリップを握りな直さなければなりません。
しかし、上の写真の様にバーエンドがハンドルの内側にあると薬指と小指の位置に丁度ブレーキレバーが来る形になります。
そのため、バーエンドを握ったまま薬指と小指でブレーキレバーを操作することが出来ます。
ただし、人差し指と中指で操作する時の様な細かい操作は出来ないので注意が必要です。
無理のない姿勢で乗れる
バーエンドを内側に付けると、丁度肩の前方くらいにバーエンドが来ますので無理のない姿勢で乗ることが出来ます。
バーエンドに物が引っかかるリスクが減る
バーエンドを外側に付けていると、幅の狭い道を通った時にすれ違った歩行者の服やバッグの紐などに引っかかってしまう恐れがあります。
私はそういう経験が一度もありませんが、実際にそういう問題が起きているらしいです。
また、引っかかり防止のためにバーエンドの使用を禁止しているレースもあるそうです。
しかし、バーエンドを内側に付ければ走行中に物を引っ掛けるリスクはほぼ無くなります。
(可能性はゼロではありませんが。)
どんなバーエンドが良いか?
正直何を使っても問題ないと思います。
私は手が小さくそれほど長さを必要としないため、タイオガのショートタイプの物を使っています。
取付時の注意点
ハンドルバーを短くしないこと
クロスバイクのハンドルバーは通常60cmで、街乗りの場合少し短くすると良いと言われています。
しかし、ハンドルの内側にバーエンドを取り付ける場合、短くするとバーエンドが内側に寄りすぎて乗り辛くなってしまいます。
また、ライトやスマホホルダーなどを取り付けるスペースも減ってしまいます。
そのためハンドルバーは短くしない方がいいです。
自分に合う取り付け角度を見つけること
取り付け角度が適切でないと乗っている時に手首に負担がかかり疲れてしまいます。
そして適切な角度は実際に乗ってみないと分かりません。
調整と試乗を何回も繰り返し自分に合う角度を見つけましょう。
ボルトをしっかり締めること
全ての自転車部品に言えることですが、ボルトが緩んでいると快適に乗れない上に非常に危険です。
乗っているときにバーエンドが回ってしまわないようにボルトをしっかり締めましょう。
内側バーエンドは街乗りにおすすめ
バーエンドがあるとハンドルの持ち方を変えることが出来るため、長時間のサイクリングで手が痛くなりにくくなります。
特に今回紹介したハンドルの内側に取り付ける方法は長時間のサイクリングだけでなく街乗りでも最適なカスタマイズです。
上で紹介したメリットは特に街乗りで体感しやすいです。
興味がある人はぜひ試してみてください。