自転車

【自転車】クロスバイクのフロントダブル化(動機編)

過去の記事で紹介しましたが、私が乗っているクロスバイク(ジオス・ミストラル)はフロントシングルに改造してあります。

そして約2年間乗り続けた結果、フロントシングルをフロントダブルに改造しようと考えました。

今回はその理由についてお話ししたいと思います。

こんな人におすすめ
  • フロントシングルにするか悩んでいる人
  • フロントダブルにするか悩んでいる人

現在の仕様をおさらい

まずフロントダブル化の話をする前に私のミストラルが現在どのような使用になっているか解説します。

駆動系の部分以外は関係ないので省略します。

ちなみにパーツは全てシマノ製です。

クランク&フロントチェーンリング

クランクは「FC-MT300-3」というフロントトリプル用のクランクです。

フロントシングルようにするために元々付いていたチェーンリングは取っ払いました。

本当はミストラルに元々付いていたクランクを使用したかったのですが、チェーンリングがリベット止めで外せないため仕方なく購入しました。

チェーンリングは「Y1NG38000」という38Tの物です。

本来は10速用ですが、9速でも問題なく使えています。

また、フロントシングル用チェーンリングでは定番のナローワイドタイプではありませんが、走行中にチェーンが外れたことは一度もありません。

スプロケット&リヤディレイラー

スプロケットは「CS-HG400 9S 11-28T」です。

本来ミストラルは11-32Tの8速でしたが、フロントシングル化に伴い9速に変更しました。

一時期11-32Tの9速スプロケットを使用したことがありますが、気に入らなかった点があり11-28Tに落ち着きました。

(理由は後述します。)

リヤディレイラーは「RD-M310」です。

ミストラルに最初から付いていた物をそのまま使用しています。

本来7/8速用なのですが、9速でも問題なく使えています。

リヤシフター

リヤシフターは「SL-M3000-R」です。

ロード用(9速なのでSORA)のシフターにするか迷いましたが、インジケータに数字がなく何速か分かりづらいのでMTB用にしました。

(乗っているうちに数字が無くても分かるようになるかもしれませんが。)

チェーン

チェーンは「CN-HG53 9S」です。

シマノの9速用チェーンにはもう一つ「CN-93HG 9S」というメッキ処理を施した物があるのですが、若干値段が高いので安いCN-53HG 9Sにしました。

しかし、CN-93HG 9Sにした方が見た目が断然良いので、次回チェーン交換する時はそちらにするつもりです。

フロントダブルにしたい理由

フロントシングルの状態で約2年乗ってきましたが、良い点や悪い点も色々見えてきました。

そしてフロントシングルのメリットとデメリットを総括した結果、フロントダブルにしようという結論に至りました。

理由は以下の通りです。

坂道が辛い

一番の理由はこれです。

今の仕様で最も軽いギヤ比がフロントが38Tでリヤが28Tなので

38÷28=1.357です。

普段街中を走る場合は今の仕様でも全く問題ありません。

しかしたまに遠出をして長い坂道を走る時はこのギヤ比だと正直キツイです。

ロードバイクとクロスバイクのカスタマイズは別物

当初は上記のギヤ比で問題ないと考えていましたが、実際に走ってみるとキツイ場面が多く結果として失敗でした。

失敗の原因ですが、ギヤ比を決める際にロードバイク乗り、しかもヒルクライムのイベントに出場するようなガチな人達のブログ記事を参考にしたことです。

彼らの記事を見ると使用しているスプロケットはロー側が25Tか28Tのものがほとんどです。

そしてロードバイクのクランクのインナーギヤは34Tか36Tなので、ギヤ比は大体1.2~1.4くらいになります。

そのため自分のクロスバイクのギヤ比もそのくらいでいいだろうと考えてしまったのです。

しかし改めて考えてみるとロードバイクはクロスバイクに比べ重量が2~3kgくらい軽いですし、推進力も高いです。

さらにロードバイク乗り、特にブログを公開しているような人達は相当走り込んでいて体力も走る技術もそれなりにあります。

前提条件が私と全く違うのですから、彼らがやっていることを私がそのままやってもダメなのです。

でもスプロケットをワイドレシオにしたくない

「坂道がキツイならスプロケットをロー側が大きい物にすればいいじゃん。」

ということで11-32Tのスプロケットにしたことがありました。

確かに坂道は多少楽になりましたが、別の不満点が発生してしまいました。

それはワイドレシオ化によって変速ショックの大きくなることです。

数字にして表すと良く分かるギヤ比の差

9速の11-32Tは歯数が11-12-14-16-18-21-24-28-32となりますが、特に問題なのが12-14の間です。

歯数の差はわずかに2ですが、ギヤ比の差でみるとこれが物凄く大きいです。

38Tのチェーンリングを使用した場合のギヤ比は以下の通りです。

表にしてみると12-14の間だけギヤ比の差が大きいことがよく分かります。

それに対し、現在使用している11-28Tはこんな感じです。

12Tと14Tの間に13Tが入るだけで随分違います。

この差は実際に乗っている時に体感することが出来ます。

そのためスプロケットは11-28Tをそのまま使いたいという結論になりました。

個人的には11Tは要らないので13-32Tとか13-34Tとかあれば本当はいいのですが。

今までと違う物に乗ってみたくなった

3つ目は単純に今までと違う自転車に乗ってみたくなったからです。

本来なら今持っているミストラルとは別に新しい自転車を新たに購入するのがベストなのですが、お金がかかる、置いておく場所を確保しなければならない、2台になるとメンテナンスがメンテナンスが面倒といった理由から2台持つのは厳しいと判断しました。

そこで今のミストラルを大幅に改造して新鮮な気分を味わおうということになりました。

仕様とパーツは次回紹介

以上が私がフロントダブルに変更しようと思った理由です。

具体的にどんな仕様にして、どんなパーツを使うかは次回紹介したいと思います。

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