釣り

【釣り】持っておきたいフィッシングプライヤー

漁港などで釣りをしていると、他の釣り人が使っている道具につい目が行ってしまいます。

すると竿やリールなどは結構いいものを使っているのに、ハサミは100円ショップで売っているような物を使っているという方を多く見かけます。

かつての自分もそうでしたが、釣り人って竿やリールなどの釣りに直接関係ある物には惜しみなく金を使うのにそうでない物は徹底的にケチる傾向があります。

そしてハサミというのもそのケチられる対象になりやすいみたいです。

しかし以前にエサ箱の記事でも少し触れましたが、竿やリールにお金をかけるよりこういう物にお金をかけた方が釣りが快適になります。

実を言うと私自身も数年前までフィッシングプライヤーを持っていなかったのですが、いざ使ってみたら非常に便利で通常のハサミに戻れなくなったので記事にしてみました。

こんな人におすすめ
  • フィッシングプライヤーを持っていない人

フィッシングプライヤーのいいところ

上の写真は私が愛用しているダイワのフィッシングプライヤーで「フィールドプライヤーR 130H」という物です。

2年くらい前に購入した物で値段は2000円くらいだったと思います。

メーカーやモデルによって多少の違いはありますが、ほとんどがこれと同じような感じでラジオペンチによく似た形をしています。

このフィッシングプライヤーは通常のハサミやラジオペンチに比べて以下のような点で優れています。

よく切れる

最近釣りで主流になっているPEラインは安物のハサミだと中々切れませんし、ラジオペンチの様な潰して切るタイプの刃ではそもそも切ること自体不可能です。

フィッシングプライヤーにはPEラインを切ることを想定して作られた刃が付いているのでスパっと切れます。

(そうでない物もありますが。)

もちろんナイロンやフロロカーボンの糸もよく切れます。

ガン玉やスプリットリングが外しやすい

フィッシングプライヤーには写真の様なスプリットリング外しが付いている物があります。

(赤丸で囲った部分にある突起のような物です。)

これが付いているとスプリットリングを簡単に開けることが出来るので、ルアーのフック交換が簡単に出来ます。

また、スプリットリング外しは仕掛けのガン玉を外すのにも役立ちます。

針外しとしても使える

フィッシングプライヤーは先端部分がペンチの様になっているので、これで針をガッチリ掴めば魚に掛かった針も簡単に外せます。

挟む部分の先端が細長いので口の奥に針が掛かった時も外しやすいです。

特に役に立つのがルアーフィッシングをやる時で、トレブルフックのついたルアーも安全に外せます。

錆びにくい

フィッシングプライヤーは元々海での使用を想定しているため、錆に強いステンレスで作られています。

全く錆びない訳ではありませんが、それでも通常のハサミに比べたら錆びにくいです。

フィッシングプライヤー選びのポイント

フィッシングプライヤーの利点を紹介しましたが、フィッシングプライヤーなら何でもいいと言う訳ではありません。

個人的には以下の条件を満たした物がおすすめです。

糸を切る刃がハサミの形状になっている

まず糸を切る刃がハサミの形状になっていることです。

特にPEラインを使う人はこれが絶対条件です。

ペンチの刃の様な物だとナイロンやフロロはいいですがPEは無理です。

パッケージに「PEラインが切れる」みたいなフレーズが書かれている物を選ぶといいでしょう。

スプリットリング外しが付いている

次に先端部分に注目し、スプリットリング外しが付いている物を選ぶことです。

付いていない物もあるので注意しましょう。

スプリットリング外しはルアーフィッシングをやる人なら必須です。

コードを取り付けるための穴がある

さらにグリップの部分に注目し、コードを取り付けるための穴があるかチェックしましょう。

この穴があればスパイラルコードを付けることが出来ます。

また、コード用の穴が無くてもグリップが輪になっている物ならコードを付けられます。

コードをズボンのベルトやライフジャケットに取り付ければ落として紛失する心配がなくなります。

この手の小物は水の中に落としたり、地べたに置いておくと見失うことが多いのでコードは付けた方がいいです。

バネ内蔵で刃が開く

これは必須ではありませんが、個人的にはバネが内蔵されている物がおすすめです。

刃を開くために手を動かす必要が無いため作業がしやすくなります。

ステンレス製である

水のある所で使うので当然ステンレス製になります。

もっとも市場に出回っているフィッシングプライヤーでステンレス製でない物はまず無いので、この辺は心配しなくてもいいと思います。

気になる人はパッケージやメーカーのホームページに材質が書かれているので、それをチェックしてください。

価格は2000円前後の物

上に挙げた条件を全て満たした場合、1000円以下で買える物はまず無いと思います。

また安い物はハサミの切れ味が悪かったりすぐ錆びたりするのであまりおすすめ出来ません。

個人的には2000円前後の物がおすすめです。

メーカーについては価格が同じくらいなら大きな差はないので、好きな物を選べばいいと思います。

必ず使う物だから買っておくべき

ここまでフィッシングプライヤーが優れている点と選び方を紹介しました。

釣り道具は釣りの種類によって使ったり使わなかったりしますが、ハサミというのはどんな釣りでも必ず使う物です。

だからこそ多少高くてもいい物を持っていた方がいいと思います。

余談になりますが、過去に書いた「初心者のための釣りの始め方」という記事で持っておくべき道具の1つにハサミを挙げていますが、今考えると初心者も最初から持っていた方がいいんじゃないかと感じます。

こちらは私が使っている物と異なりますが、フィールドプライヤー2という先端の掴む部分が曲がっている物です。

針外しとして使うならこちらの方が使いやすいかもしれません。

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