1年以上前の話になりますが、バーエンドはハンドルの内側に付けると快適という記事を書いたことがあります。
詳しい話は過去の記事を読んで頂けると分かると思いますが、ハンドルの持ち方を変えることが出来るので長時間のサイクリングでも手が痛くなりにくいです。
また、外側に取り付けた場合と違い、バーを握った状態でもブレーキやシフターの操作が出来るので安全面でも有利です。
バーエンドがおすすめであることは今も変わらないのですが、最近似たような用途のアイテムを見つけたので使ってみることにしました。
- 長時間自転車に乗る人
- 補助ハンドルバーの購入を検討している人
補助ハンドルバーとは?
補助ハンドルバーは乗車時にハンドルの持ち方を変えられるようにするアイテムです。
基本的にバーエンドと用途は同じです。
カラーはブラック、シルバー、レッドの3色がありましたが、自分の自転車がブラックということもありブラックをチョイスしました。
Amazonで注文しましたが、数日で届きました。
非常に小さいので郵便ポストに入ってました。
中身はこんな感じです。
バーエンドと同様に左右の違いがあります。
バーエンドに比べると取り付け部分は非常に薄いです。
MZYRHというのがメーカー名みたいです。
ネットで調べてみたところペダルやサドルもありました。
側面にはサメの絵があります。
素材と同じ色なのであまり目立ちませんが。
特別カッコイイとは思いませんが、以前購入したチェーンリングのカタツムリよりはいいかなと思います。
補助ハンドルバーの取り付け
クロスバイクのハンドルに補助ハンドルバーを取り付けます。
取り付け方はバーエンドと同じ
取り付け方はバーエンドと同じで、ハンドルバーに通してボルトを締めるだけです。
工具も六角レンチ以外は要りません。
ただしハンドルの内側に取り付けるため、先にグリップを外す必要があります。
前方に寝かせ気味に取り付けた方が良い
取り付け角度についてですが、なるべく前方に寝かせた状態で取り付けた方がいいです。
突起部分を立たせ気味に取り付けてしまうと、この突起が手のひらに食い込んで痛いです。
取り付けてみた感想
バーエンドから補助ハンドルバーに変えて数週間使ってみましたので、バーエンドとの違いも含め感想をお話しします。
見た目がスッキリ
バーエンドに比べて大きく違うのは見た目です。
大きな出っ張りが無いので、見た目がスッキリとします。
特に色がブラックの場合、遠目だと何も付いてないように見えます。
ハンドルの持ち方を変えられる
宣伝文句の通り写真の様な持ち方が出来るようになります。
この持ち方は街中や不安定な道を走る時や高速で走る時には向きませんが、低速で長時間走るような場面に向いています。
さらに内側バーエンドの時と同様に、持ち手を変えたままブレーキやシフターの操作も出来ます。
ただバーエンドに比べて突起部分が薄く短いのでしっかり握ることは出来ません。
冷たくない
補助ハンドルバーの意外なメリットとして寒い日でも冷たくないというのがあります。
バーエンドは金属(アルミ合金)で出来ているため、寒い日だと握った時に冷たく感じるのですが、こちらは樹脂製なのでそれがありません。
まとめ
今回紹介した補助ハンドルバーですがバーエンドと比較た場合、
- 突起が小さく目立たない
- 樹脂製なので冬場でも冷たくない
- 安い
といった点が勝っています。
逆に負けている点は、
- 突起が小さい故に力を入れて握れない
- 樹脂製で薄い上に取付ボルトも小さいので耐久性に不安
といったところでしょうか。
総合的にはほぼ互角といった感じです。
既にバーエンドを付けている人がわざわざ付け替えるほどの価値があるかというと微妙ですが、低予算でハンドルポジションを増やせるいいアイテムだと思います。
目立たないのでハンドルポジションを増やしたいけどバーエンドを取り付けて角が生えたような見た目になるのは嫌だという人にはおすすめです。