私の乗っているクロスバイクは2018年式のGIOSのミストラルです。
今まで様々な改造をしてきており、駆動系については初期のフロントトリプル(8速)からフロントシングル(8速)、フロントシングル(9速)となり現在はフロントダブル(9速)となっています。
フロントダブルにしてからどの位経つのか調べてみたところ、作業を紹介した記事を公開したのが2021年の9月なのでもう1年半も経っていることが分かりました。
そこで今回はクロスバイクをフロントダブルにして1年半乗ってみた感想を話したいと思います。
- クロスバイクをフロントダブルにしようか検討している人
現在のスペック紹介
まず感想を話す前に現在の私のクロスバイクのスペックについてお話しします。
現在取り付けている駆動系のパーツは以下のような感じです。
- クランク:FC-MT210-2
- フロントディレイラー:FD-M3120-M(36/22)
- リヤディレイラー:RD-M310(ミストラルに最初から付いている物)
- フロントシフター:SL-M3000-L
- リヤシフター:SL-M3000-R
- スプロケット:CS-HG400 9S 11-28T
- チェーン:CN-53HG 9S
メーカーは全てシマノです。
フロントダブル化にあたり、リヤディレイラーを除く全ての駆動系のパーツを交換しました。
各パーツの選定理由については過去の記事に書いてありますので、興味があったら読んでみてください。
フロントダブルの良かった点
まずフロントダブルに変更して良かった点は以下の通りです。
ほぼフロントシングルと同じ感覚で乗れる
フロントシングルの時は36Tのチェーンリングを使用していましたが、現在使っているクランクのアウターも36Tです。
私が普段は走っているところはほぼ平地で急な坂はほとんどありません。
そのためほぼアウターだけで走ることが可能で、シフターの操作もリヤ側だけで済むので、街乗りではフロントシングルとほぼ同じ感覚で走れます。
チェーンリングがロードバイクのインナー側と同じくらいなので最高速度は出ませんが、個人的には30km/hも出せれば十分なので問題ありません。
ギアが多いので山道でも安心感がある
普段は使いませんが、フロントをインナーに変更すれば低いギヤ比がたくさん使えます。
ギヤに物凄い余裕があるので長い登り坂でも安心です。
フロントダブルのイマイチな点
次にフロントダブルのイマイチな点について紹介します。
インナー使用時のギヤ比が軽すぎ
フロントを歯数22のインナーにした場合、ギヤ比は以下のようになります。
赤字の部分は山道でよく使う部分ですが、正直言ってギヤ比1未満は2つも要らないなと感じています。
インナーの歯数が26くらいが理想ですが、現在使っているクランクはチェーンリングがリベット止めで外せないので仕方ありません。
調整の手間が増えた
フロントシングルの頃はリヤディレイラーの調整だけで済んでいたのですが、フロントダブルになってからは当然ですがフロントディレイラーの調整も必要になりました。
上にも書いたようにフロントの変速はあまり使わないので調整を忘れがちです。
調整を忘れてワイヤーが緩くなっていることに気付かず、出先でインナーにチェンジしたらアウターに戻せなくなったことがあります。
掃除が面倒くさい
フロントシングルだった頃に比べチェーンリング周りの掃除が面倒になりました。
初期のフロントトリプルに比べれば全然マシですが、フロントシングルにしていた時が物凄く楽だったので非常に面倒に感じます。
まとめ
今回はフロントシングルからフロントダブルに変更してしばらく乗ってみた感想をお話ししました。
フロントシングルに比べイマイチな点もありますが概ね満足しています。
次はフロントをインナーにした時のギヤ比が低すぎるのを何とかしたいなと考えています。