自転車

【自転車】クロスバイクに着脱式のカゴを付けてみた

私のミストラル(クロスバイク)ですが、2018年に購入してから色々と手を加えてきました。

9速化、フロントシングル化、フロントダブル化、サドル変更、バーエンド追加など色々手を加えおりもはや原型を留めていません。

そんな私でもカゴと泥除けだけは絶対に付けることはないと思っていました。

理由は重くなるのと見た目が悪くなるからです。

(泥除けについては雨の日に走らないからというのもあります。)

ところが、この前の自転車釣行で釣りにはカゴがあった方が良いと感じたので、思い切ってミストラルにカゴを取り付けてみることにしました。

こんな人におすすめ
  • クロスバイクにカゴを取り付けようか悩んでいる人

カゴの利便性を痛感した自転車釣行

前回の自転車釣行では、必要な荷物は全てメッセンジャーバッグに入れてました。

川の小物釣りでは大きな荷物は無いので、容量的にはそれで全く問題ありませんでした。

ところが実際に釣りをしてみると、不便なことがあることが分かりました。

仕掛けの交換をする場合、バッグの中の道具を取り出すために背負っているバッグを降ろす必要があるのです。

バッグを降ろして道具を取り出した後、またバッグを背負うというサイクルがとにかく面倒でした。

昔ママチャリで釣りをしていた時は道具は全て自転車のカゴに入れており、その自転車も自分のすぐそばに停めて釣りをしていました。

そして必要な物があったら停めてある自転車のカゴからすぐに取り出すことが出来ました。

前回の釣行はカゴの利便性を知るいい機会になりました。

着脱式のカゴを購入

そんな訳でカゴを付けようと考えましたが、やはりネックとなるのは重量と見た目です。

フロントバッグというハンドルバーに取り付けるバッグも検討しましたが、容量が少ないので釣りに使うには向いてなさそうです。

何かいい物はないかと思い調べてみたところ、着脱式のカゴがあることを知りました。

これなら必要ない時は外すことが出来ますし使い勝手も良さそうです。

かなり種類が多くどれにしようか迷いましたが、楽天で検索してヒットした物が値段も安くレビューの評価も良さげだったのでそれにしてみました。

重量も通常の鉄製のカゴよりは軽そうです。

カゴを取り付けてみた

注文して数日後に商品が届きました。

内容物はカゴ本体、アダプター、スペーサーが大小2種類(各4個)、そして六角レンチです。

説明書も付属しています。

裏面にはカゴの取り付け方が書かれていました。

六角レンチでアダプターを取り付けるだけ

早速クロスバイクに取り付けていきます。

手順としてはハンドルバーにアダプターを取り付け、そのブラケットにカゴを取り付けるだけです。

工具は六角レンチ以外は要りません。

難しい作業ではない上に説明書もあるので心配は無さそうです。

まずハンドルの中央部分にアダプターを取り付けます。

アダプターの取り付けスペースを確保するため、ライトとスマホホルダーを外側に移動します。

アダプターにスペーサーを取り付けます。

私のクロスバイクの場合は、大と小を2つずつ使いました。

このスペーサーですがアダプターを少し傾けただけで落ちてしまうので、裏面に両面テープを貼ったら作業がしやすくなりました。

ボルトを4ヶ所締めればアダプターの取り付けは完了ですが、角度調整のため少し緩めておきます。

写真のネジでカゴの取り付け角度を調整出来ます。

説明書にはアダプターが水平になるようにと書かれていましたが、荷物を入れたカゴを取り付けるとやや前下がりになるので、水平より少しだけ上向きにしました。

角度が決まったらアダプターのボルトをしっかりと締めます。

これでアダプターの取り付けは完了です。

カゴのロックと解除はアダプターのスイッチで

カゴは購入時は畳まれてペッタンコの状態ですが、プレートを入れることで立体的なカゴになります。

アダプターに付いているスイッチでロックの解除が出来ます。

カゴを引っかけたあとスイッチを逆方向にスライドさせればロックされます。

カゴを外す時は上記と逆の手順です。

これにより必要に応じてカゴの着脱が出来ます。

取付時に元々付いていたライトとスマホホルダーが邪魔にならないか心配していましたが、問題なくカゴの着脱が出来ました。

フロントタイヤとカゴの隙は4cmほどありました。

タイヤでカゴの底を擦ってしまう心配は無さそうです。

カゴの使用感について

カゴの取り付けが終わったので、使用感がどんなものかチェックしていきます。

ママチャリのカゴに比べると頼りない

試しにペットボトル飲料を10本入れてみました。

1つが500mlなので合計で大体5kgです。

説明書には耐荷重5kgと書かれていましたが、ママチャリのカゴほどガッシリとしていないので5kgの荷物を入れて走るにはちょっと頼りないなと感じます。

ペットボトル飲料を10本入れた状態だと、フロントタイヤとカゴの底との隙がほとんど無くなってしまいました。

カゴ自体が布製で剛性が無いので、重い物を入れるとこのように底がたわんでしまいます。

この点からもあまり重い物は入れない方が良さそうです。

軽い物なら余裕なので、本来の目的である釣り道具を入れて走る分には問題なさそうです。

小物が入れられるポケット付き

このカゴにはファスナー付きのポケットが付いています。

このポケットですが説明書にも記載が無く、私自身組み付けて写真を撮るまで気付きませんでした。

(購入した楽天の商品ページにもこのポケットについては書かれていませんでした。)

容量は少ないですが、細かい物はこの中に入れておけば紛失の心配が無さそうです。

手さげのカゴとしても使える

自転車から外せば手さげのカゴとしても使えます。

釣りをするときはよく使う荷物をこちらに入れて、手元に置いておくと使い勝手が良さそうです。

使わない時は畳んでおける

このカゴですが、使わない時はかごに入れたプレートを外せば購入時の様に畳んでおくことが出来ます。

これなら保管する時邪魔になりません。

ライト使用時の問題

クロスバイクの場合、ほとんどの方はハンドルバーにライトを付けていると思います。

カゴを付けると写真の様にライトの光がカゴで遮られてしまうので、夜間使用する時は注意が必要です。

夜間でもカゴを多用する場合は、ライトはカゴの下側に取り付けた方が良いかもしれません。

ホイールハブやブレーキ支点にライトを取り付ける方法は過去に紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。

ちょっとした買い物にもいいかも

今回紹介した着脱式のカゴですが、剛性面にやや不安があるものの、簡単に着脱出来る点やカゴが単体で使える点など使い勝手も良いので満足しています。

これなら自転車釣行だけでなく、ちょっとした買い物にも役に立ちそうです。

今まで買い物をする時は車を使用していましたが、カゴが付いたことにより近場で且つ大きな買い物でなければ自転車を使うという選択肢が増えました。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA