アクアリウム

【アクアリウム】メダカのビオトープの大掃除2022

昨年の4月に100リットルのプラ舟ビオトープをセッティングしてもうすぐ1年が経とうとしています。

暖かくなり水生植物の新芽も出始めたこともあり、ビオトープの大掃除と植え替え作業を実施しました。

結構時間がかかりましたが、大分キレイになりました。

注意事項ですが、この記事は汚い物が映っている写真が多いので、食事をしながらの閲覧は辞めておいた方がいいと思います。

こんな人におすすめ
  • メダカの屋外飼育に興味がある人
  • ビオトープの掃除を予定している人

1年経ったビオトープの状態

1年が経ちビオトープが現在どのようになっているかを見ていきます。

この1年間で私がやったことは水足しと増えすぎた植物の間引きくらいです。

ホテイアオイとオオサンショウモとアマゾンフロッグピットを浮かべていましたが、これらについては冬に枯れたため既に取り除いてあります。

汚泥が底にたまっている

まず目に付くのがプラ舟の底にたまった大量の汚泥です。

1年分の汚れが蓄積されています。

大雨が降り水が入れ替わることがあっても底にたまった泥は取り除けないようです。

植木鉢が窮屈な状態に

昨年植えた水生植物がエライことになっています。

特にミニパピルスが凄いことになっており、株が増えに増え重みで鉢が倒れてしまいました。

これが去年植え付けた時の写真ですが、当時これだけしか植えていませんでした。

物凄い繁殖力です。

シラサギカヤツリも鉢がパンパンの状態です。

ミニパピルスと違い葉が枯れていますが、既に新芽が出始めています。

ナガバオモダカも小さな株が鉢いっぱいに増えました。

こちらも既に新芽が出始めています。

さらに鉢の外にランナーを伸ばし、そこからも芽が出ていました。

ウォーターポピーは大きな葉が枯れているため、他と比べるとあまりあまり増えてないように見えますが、新しい株が出ており鉢がパンパンです。

鉢から土がこぼれ落ちそうな状態で、根がビッシリと張っているに違いありません。

昨年植えた時のシラサギカヤツリ(写真上)とナガバオモダカ(写真左下)とウォーターポピー(写真右下)の写真です。

ミニパピルスほどではありませんが、1年前と比べると成長っぷりがよく分かります。

メダカが減った

暖かくなりメダカも泳ぎだすようになったのですが、冬になる前に比べて明らかに数が減っています。

寿命を迎えた者や、寒さに耐えられずに死んでいった者も結構いるみたいです。

ビオトープを掃除する

観察も終わったので、いよいよビオトープの掃除に取りかかります。

本来は1日で終わらせるつもりでしたが、他の用事もあり2日かけてやることになりました。

1日目:底にたまった汚泥を取り除く

まずプラ舟の底に溜まった汚泥を取り除きます。

用意するのは水作のプロホースと折り畳み式のタライです。

プロホースは本来水槽の掃除用の道具ですが、ビオトープの掃除にも使えます。

何年も使っているので汚いですが、まだまだ使えます。

タライはプロホースで吸い取った汚泥をためておく物です。

折り畳み式で使わない時は畳んでおけるので、保管時は嵩張らず非常に便利です。

プロホースで汚泥を吸い出します。

この汚泥はアオミドロが絡んでいるので吸い出しにくかったです。

吸い出された汚泥がタライにたまっていきます。

1年分の汚れなので量が半端じゃありません。

タライは容量が10リットルくらいなので、ある程度たまったら捨て、その作業を何回か繰り返します。

汚泥と一緒にプラ舟の底にいたレッドラムズホーン(貝)を吸い込んでしまうことがあるので、汚泥を捨てる際にチェックします。

吸い出された汚泥の中からレッドラムズホーンだけでなく、ヤゴ(トンボの幼虫)とカゲロウの幼虫も出てきました。

ヤゴはメダカを食べることもあるらしいので、メダカが減った原因の1つかもしれません。

プラ舟の底が見えるくらいまで汚泥を取り除きます。

個人的にはあまりキレイ過ぎるのも中の生き物には良くないのではと考えており、いつもプラ舟の底が見えるくらいで良しとしています。

あとは汚泥を吸い出して減った分の水を足したら掃除完了です。

写真では泥が舞い上がっていて汚いですが、これでも大分キレイになりました。

汚泥掃除のために一旦鉢を外に出したのですが、その時にミニパピルスとシラサギカヤツリは短く刈っておきました。

(写真右上がシラサギカヤツリです。)

2日目:水生植物の植え替え

日を改めて水生植物を植え替えます。

上の写真は1日目に取った物なので、ミニパピルスとシラサギカヤツリが短く刈られていませんが、当日は既に短く刈られています。

なお今回植え替えに使った土は昨年と同様、赤玉土に園芸用の化成肥料を混ぜたものです。

ミニパピルスは鉢の底からも根が大量に出ています。

これじゃあ倒れやすいのも無理はありません。

ミニパピルスは昨年より径の大きい鉢にし、さらに増えることを見越して少なめに植えました。

ナガバオモダカは昨年と同じ鉢を使います。

こちらも株は少なめに植えます。

シラサギカヤツリは昨年初めて植えたのですが、花の形もキレイで草丈もありメダカにとって良い日陰になるので気に入りました。

そのため今年は鉢のサイズは昨年と同じですが、2鉢植えることにしました。

ウォーターポピーは昨年2鉢増えましたが、思った以上に増えるのと、増えすぎるとホテイアオイなどの浮草を入れるスペースが無くなるため今年は1鉢にしました。

その代わり鉢のサイズは一回り大きい物にしました。

ビオトープも結局手入れが必要

植え替えた植物をプラ舟の中に戻して作業完了です。

鉢を入れた直後は赤玉土のせいで水が濁っていましたが、その後雨が降ったおかげで写真の様にキレイになりました。

よくビオトープはほったらかしで良いと言う人がいますが、人が作ったものである以上定期的に手入れをする必要があると私は思います。

今回作業して思ったのですが、プラ舟の容量が100リットルにもなると汚泥を取り除くのは大変です。

3~6か月くらいの周期で掃除した方が良さそうです。

もうしばらくしたらホームセンターでビオトープ向けの水生植物を販売し始めるので、その時にホテイアオイなどの浮草を購入しメダカも追加しようと思います。

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