メダカを屋外で飼育していると夏の暑さは気になります。
そこで昨年ビオトープにミストホースを設置したところ、数度ですが周囲の温度を下げることが出来ました。
ただ昨年使っていて問題点も見つかったので、今年はそこの改善することにしました。
- 暑い日が続きビオトープの生体や植物が心配な人
- ミストホースに興味がある人
ミストがビオトープの無い方に行ってしまう

ミストの温度を下げる効果はかなりの物ですが、風の影響をモロに受けてしまうという欠点があります。
風向きは一定でないことがほとんどなので、ビオトープの無い方向にミストが行ってしまうことも少なくありません。
暑さ対策のためなるべくミストがビオトープの所に行くようにしたいと昨年使った時に思いました。
ミストがビオトープの所に常に行くにはどうするべきか考えた結果、ミストシャワーをビオトープの両サイドに1ずつ置けば良いのではという結論に至りました。
これなら風向きが180度変わってもミストがビオトープに届きます。
そういう訳でホームセンターに行き材料を買ってきました。
用意した物
今回用意した物は以下のような物です。
ミストシャワー

当初は前回購入した物と同じ物(ミストホース)を買おうかと思いましたが、今回は設置方法がハッキリしているため、ホームセンターのナフコで売っていた自立型の物を購入しました。
工具無しで組み立てが可能で、好きな高さに調整出来るというのが売りのナフコのオリジナル商品です。
値段は1800円程でした。
ホースジョイント

水の出口を2方向にするためホースのジョイントを購入しました。
バルブ付きなので使わない時は閉めることが出来ます。
値段は1600円程でした。
分岐用のホース
新しく設置するミストシャワーに繋ぐホースは家にあった使っていない物を1mほど切って使いました。
設置方法
ここでは作業内容の紹介をします。
作業時間は正確に計っていませんが30分もかかってないと思います。
スタンドを組み立てる

まずミストシャワーを組み立てます。
宣伝文句の通り工具無しで簡単に組み立てることが出来ました。
さらに言うと説明書も見なくても作業が出来ました。
高さは5段階に調整出来ますが3段にしておきました。
ホースにジョイントを取り付ける

現在使っているホースの先端から2m程の地点を切りジョイントを取り付けます。

ジョイントを取り付けが完了しました。
写真の左から水が来て右に2方向に分かれる感じです。
ミストシャワーをビオトープの両サイドに設置する

元々使っていたミストホースはビオトープの横に設置しました。
昨年の記事で紹介しましたが、このホースは中にアルミのワイヤーが入っているので形状を工夫すれば自立させることが出来ます。

そして新しく設置したミストシャワーはビオトープの反対側に設置しました。

霧の出方を見て色々置き場所を検討した結果、写真の位置に落ち着きました。
この状態だと風向きに関係なくビオトープに霧が行くようになりました。
さらにビオトープの近くに置いてある睡蓮鉢(卵と稚魚の飼育用)にも霧が行くようになりました。
まとめ
ミストシャワーを増設しましたが、1つだった時に比べビオトープの周囲がよりいっそう涼しくなったように感じます。
水を使う量が増えるのがネックですが。
それから霧が草の葉に付くと水滴になって下に落ちるので、容器に水が補充されるという効果がある事も分かりました。
まだ暑い日が続くのでしばらく活躍しそうです。