釣り

【釣り】ライトゲーム用のメタルジグを作ってみた②(シリコン型作り)

前回のジグ作りの話の続きになります。

今回は作った原型からシリコンで型取りしていきます。

こんな人におすすめ

自分でメタルジグを作ってみたい人

用意する物

まず型作りで用意する物の紹介です。

シリコン型の作り方は色々な所で紹介されているので、それらを参考に必要な物を集めてみました。

ジグの原型

まずはジグの原型です。

当たり前ですがこれが無ければ型が作れません。

サイズが異なる物を2種類用意しました。

計算が間違えていなければ鉛で作った場合小さい方は8g、大きい方は12gになるはずです。

耐熱シリコン

型は石膏で作る方法とシリコンで作る方法の2種類がありますが、今回はシリコンで作ることにしました。

石膏の方が安いのですが乾かすのに時間がかかります。

また、水分が残っていると溶かした鉛を流し込んだ時に割れる可能性があります。

一方シリコンは数時間で固まりますし割れる心配もありません。

注意点としては溶かした鉛は300℃以上になるので耐熱性のシリコンを使います。

通常のシリコンは耐熱温度が150℃くらいなので多分ダメだと思います。

購入したシリコンは主剤と硬化剤を混ぜると固まるタイプです。

ブロック

型の枠組みを作るのに使います。

私はGSIクレオスの型取り用のブロックを購入しましたが、100円ショップで売っているレゴブロックみたいな奴でも出来るそうです。

むしろそっちの方が安上がりで良いかもしれません。

油粘土

シリコン型の片側半分を作る際に使用します。

100円ショップの文具売り場に売っている物を購入しました。

作る型が小さいので1袋で十分です。

離型剤

型の合わせ面になる面に塗ります。

これを塗らないとシリコン同士がくっついてしまいます。

ホームセンターで売っているシリコンスプレーでいけるのではないかと思いましたが、心配なので専用の離型剤を購入しました。

その他

上記の物以外にシリコンの量を測るためのはかり、シリコンの主剤と硬化剤を混ぜるための紙コップと棒、離型剤を塗るための筆を用意しました。

また、シリコンをこぼして床が汚れないように下に敷く紙や汚れを拭きとるペーパータオルも準備しました。

作業手順

ここからは作業の流れを紹介していきます。

シリコンの硬化時間を含め1日で型を完成させることが出来ました。

ブロックで枠を作る

まずブロックで枠を2つ作ります。

使うシリコンの量を最小限にするために枠のサイズもギリギリまで小さくしました。

このブロックは意外と簡単にバラけてしまうので、外周をテープで固定しました。

枠に油粘土を詰め原型を半分埋め込む

作った枠の半分に油粘土を詰め、原型を半分埋め込みます。

1つずつ型を作るのは面倒なので、一度に2つ作れる型を作ります。

型の位置合わせを作るために凹みを5か所作りました。

ブロックの枠をもう一段重ねシリコンを流し込む

はかりの上に紙コップを乗せ、重さを確認しながらシリコンの主剤100gと硬化剤4gを入れ良くかき混ぜます。

紙コップに注ぐ時は容器を傾けて注ぐとこぼれる上に正確な量を入れられないので、主剤はレードル(お玉みたいな奴)、硬化剤はスポイトを使うといいです。

ブロックの枠をもう一段重ねシリコンを流し込みます。

ドバっと入れると気泡が入ってしまうので、少しずつ入れていきます。

入れ終わったら枠を軽く揺すると気泡を抜くことが出来ます。

粘土を取り除き離型剤を塗る

3~4時間でシリコンが固まるので、固まったら裏返して油粘土を取り除きます。

粘土を取り除いたら、型の合わせ面となる部分と原型に離型剤を塗ります。

これをやらないとこの後流し込むシリコンと最初に作った型の反対面がくっ付いてしまい作り直しになってしまうので注意が必要です。

反対側にシリコンを流し込む

離型剤を塗ったらブロックの枠を付けシリコンを流し込みます。

主剤と硬化剤の量は先程と同じです。

3~4時間してシリコンが固まったら型と原型を取り除きます。

これで型はほぼ完成です。

注ぎ口と空気を抜く穴を作る

作ったシリコン型の一部を削って溶かした鉛を流し込む注ぎ口を作ります。

まずマジックで削る場所に印を付けます。

両サイドの斜めの線は型の中の空気を抜くための穴です。

複雑な形状ではないので無くても問題無いように思えますが、念のため付けることにしました。

カッターで印を付けた箇所を削ったら完成です。

削る作業が結構面倒な上に仕上がりがあまりキレイではないので、注ぎ口の原型も作っておけば良かったと思いました。

まとめ

今回初めてシリコン型を作ってみましたが、思ったより簡単に作ることが出来ました。

見た目は少々歪ですが。

次回はこの型にいよいよ鉛を流し込んで形にしていきます。

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