だいぶ前に記事にしたことがありますが、我が家にはシチズンの超音波洗浄器があります。
購入してかなり経ちますが全然壊れませんし、メガネや腕時計などを洗うのに重宝しています。
ブラシでは届かないような細かい所の汚れも良く落ちるので、これを使えばクロスバイクのチェーンの汚れもキレイに落ちるのではと思い試しにやってみることにしました。
自転車のチェーンをキレイにしたい人
普段のチェーンの掃除方法
私が普段やっている方法は上の写真の様にパーツクリーナーをチェーンに吹き付けてウエスで拭くという方法です。
主に注油する際に古いオイルを落とすという目的でやっています。
非常に手軽ですが、落ちるのはオイルとチェーンの表面に付いたゴミくらいで、チェーン内部に入り込んだ細かい汚れはほとんど落とせません。
もう一つの方法はチェーン洗浄器を使って洗う方法です。
1つ目の方法より少し手間がかかりますが、こちらの方がチェーンの汚れが良く落ちるので数ヶ月に1回くらいの頻度でやっています。
超音波洗浄器で洗ってみた
超音波洗浄器でチェーンを洗っておきます。
これに直接チェーンを入れると中がオイルで汚れてしまいそうなので、別の容器を入れそこにチェーンを入れるという方法でやってみることにしました。
容器は古い計量カップがあったのでそれを使うことにしました。
カップに水で薄めたディグリーザーを入れます。
ディグリーザーは上記の物でチェーン洗浄器で使用している物と同じ物です。
容器の中に外したチェーンを入れます。
私の場合チェーンはミッシングリンク取り付けているので簡単に外せます。
チェーンを入れた容器を超音波洗浄機に入れ、超音波洗浄機にも水を入れます。
タイマーは最長の300秒でセットし運転を開始します。
洗浄後の容器がこちらです。
チェーンに付いた汚れが溶け出し水が真っ黒になっています。
後は水ですすぎ乾かしたらクロスバイクに取り付け注油すれば作業完了です。
汚れの落ち具合はチェーン洗浄器で洗った場合とあまり変わらないような感じです。
ディグリーザーを薄め過ぎたのも原因かもしれません。
まとめ
超音波洗浄器でチェーンを洗ってみましたが、準備と片付けの手間がかかる割に汚れの落ち具合は洗浄器を使った場合と大差ないという結果になりました。
洗う際にチェーンを外さないとならないのも面倒ですし、これならチェーン洗浄器の使用頻度を上げる方が良いと思います。
唯一の利点はチェーンを外すため、スプロケットとディレイラーとチェーンリングの掃除がしやすくなることくらいです。