新しく何かを購入すると値札やバーコードラベルが付いていることがあります。
そのままだと見た目が悪いので剥がそうとするのですが、キレイに剝がれずシールの糊が残ってしまいます。
この糊を落とすのが非常に面倒なのですが、そんな時に役立つのが剥がし材です。
剥がし材は色々な物がありますが、1年くらい前に私が購入したディゾルビットという物が良かったので紹介したいと思います。
- テープやシールを剝がすのにいつも苦労している人
- 剥がし材選びに困っている人
ディゾルビットて何?
ディゾルビットはアメリカのオレンジソル社が製造している物で、日本ではドーイチという会社が販売しています。
小容量の物は剥がし剤として売られていますが、実は洗剤の様な物です。
実際にパッケージを見ると、油汚れや落書きなども落とせると書いてあります。
オレンジオイルを主成分としているので、人や環境に優しいというのも売り文句になっています。
ディゾルビットの使い方
このディゾルビットですが、使い方はとても簡単です。
「使い方の紹介にいいものは無いかなー。」
と家の中を探し回ったところ、ビニールテープを何回も切って刃に粘着剤がベッタリついたハサミがありました。
ハサミってテープやシールが付いた紙を何回も切っているとこんな感じになりますよね。
この状態だと切れ味も良くないですし、使う時にネチョっとした感触があって気持ち悪いです。
と言う訳で、このハサミをディゾルビットでキレイにしていきます。
粘着剤が着いている箇所にディゾルビットを吹き付けます。
吹き付けて少し時間を置いたら後は拭き取るだけです。
このように粘着剤がキレイに取れました。
1回で落とし切れなかった場合は、同じ作業をもう1回やればOKです。
紙や布など材質によっては使用出来ない物もあるので、使用前にパッケージの注意書きをよく読んでください。
ディゾルビットの良い点と悪い点
上のような感じでディゾルビットを1年ほど使ってきましたが、使っていて感じた良い点と悪い点は以下のような感じです。
ディゾルビットの良い点
ディゾルビットを使って良いと感じた点は3つあります。
1つ目はとにかくシールの糊が良く落ちることです。
過去に他の剥がし剤をいくつか使ったことがありますが、それらと比べても良く落ちる気がします。
2つ目はシール剥がし以外にも使えることです。
宣伝文句の通り、油汚れや落書きを落とすのにも使えます。
油性マジックも簡単に消せます。
3つ目は他の剥がし剤と違い灯油や溶剤の様な気持ち悪いニオイが無いことです。
オレンジオイルが主成分なだけあって、オレンジのいい匂いがします。
家の中でも安心して使えます。
ディゾルビットの悪い点
残念ながら良い点ばかりではありません。
主成分がオレンジオイルのため、吹き付けた物がヌルヌルしてしまうことです。
イメージとしてはサラダ油の様な感じです。
そのため使用後に中性洗剤などで洗う必要があります。
シールの糊を落とす手間を考えれば全然楽ですが。
それ以外は強いて挙げるなら値段が高いことくらいです。
ただし、少量で効果があるので個人的にはそれほど気になりません。
意外と役に立つ場面が多い
ここまでディゾルビットについて紹介しましたが、一見用途が限られてそうですが色々な場面で役に立ちます。
シール剥がし以外でも例えばガムを踏んでしまった時に、靴底に付いたガムを落とすのにも有効です。
汚れ落としにも使えますし持っていても損はないと思います。
ちなみに私が使っているのは一番容量が少ない30mlのタイプです。
(当然一番安いです。)
シール剥がしがメインならこれで十分です。
油汚れを落とすのにガンガン使いたい人には大容量のタイプもあります。
ただし一般的な洗剤と比べるとかなり高価なので、少量のモデルで試してから購入することをおすすめします。