街中を走っているクロスバイクを見るとロードバイクほどではありませんが、サイクルコンピューター(以下サイコンと略)を付けている方をちらほら見かけます。
過去の記事でも少し触れましたが、私のミストラルのハンドルにも一時期サイコンが付いていました。
(アイキャッチの画像にあるキャットアイの物です。)
しかし1年近く使った結果、無くてもいいんじゃないかと思うようになり外してしまいました。
今回はなぜサイコンを外すことにしたのかという話をしたいと思います。
クロスバイクにサイコンを取り付けようか考えている方はぜひご一読ください。
- クロスバイクにサイコンを取り付けるか検討している人
本題に入る前に
まず本題に入る前に断っておきたいことがあります。
私はサイコンを付けている人は外せと言いたいわけではありません。
サイコンは適切な使い方が出来れば自転車が楽しくなる良いアイテムだと思います。
一方で人によっては別に無くても問題ないと思っています。
また今回の話はあくまでクロスバイクの場合なので、ロードバイクだと話が変わってくると思います。
その辺はご承知おきください。
なぜサイコンを外すことにしたのか
前置きが少し長くなりましたが、ここから本題のサイコンを外した理由に入ります。
理由としては以下のような点が挙げられます。
ハンドルの取り付けスペースに余裕がなく窮屈
1つ目の理由はハンドルに取り付けるものが多くスペースに余裕がないからです。
クロスバイクのハンドルバーには色々な物が付いています。
最初から付いているグリップ、ブレーキレバー、シフターに加え法律上ライトとベルの取り付けも必要です。
これらに加え私の場合、バーエンドとスマホホルダーを付けているためスペースに余裕がありません。
一時期エクステンションバー(延長ブラケット)を付けてそこにライトを設置し、ハンドルバーの空いたスペースにサイコンを付けていましたが、ハンドル周りがごちゃごちゃするので結局辞めました。
速度や距離ならスマホでも見れる
2つ目の理由は速度や距離などの簡単な情報ならスマホのアプリでも見れるからです。
私は自転車NAVITIMEというアプリを使っています。
このアプリは一部の機能は有料ですが、サイコンの機能に関しては無料で使えます。
表示される数字の正確さに少し疑問があるのと、GPSを活用するのでスマホのバッテリーが減るのが早いのが難点ですが、私の場合はそれほど使用頻度が高くないので問題ありません。
普段乗りでは数字を気にしなくなった
これが最大の理由だと思います。
普段乗りだと表示される数値が大体いつも同じになるため、しばらくすると数値はどうでもよくなってしまいました。
今まで走ったことがない場所でも道の斜度、交差点や信号の間隔、風などの条件が似ていてば速度はほとんど変わらないということに気付いたのです。
距離についても一度通ったことのあるルートなら既に分かっているというのもあります。
たまに数値が気になる時がありますが、その時はスマホを使えばいいということになりました。
サイコンの取り付けを検討している方へ
最後にクロスバイクにサイコンを取り付けようか考えている方にアドバイスです。
(参考になるか分かりませんが。)
走ること自体が好きで速度や走行距離、タイムなどを常に意識して走りたい人はサイコンを付けた方が絶対にいいと思います。
逆に速度や走行距離をなんとなく知りたいというレベルの人は私みたいに飽きる可能性が高いです。
それならスマホホルダーを取り付けて、アプリを入れたスマホをサイコン代わりにえばいいと思います。
スマホホルダーは2000円前後の価格で買えますし、スマホの置き場としても使える上に走行中に着信があった時にすぐ気付けるので個人的には結構おすすめです。
どうしてもサイコンを付けてみたいのなら、まずは2000~3000円くらいで売っている速度や走行距離、走行時間といった最低限の情報だけ表示出来る物を試しに使ってみてください。
高価なサイコンは色々な情報を表示出来ますが、速度や距離といった基本的な情報をろくに見ないのならそれ以外の数値(ケイデンスや心拍数など)を見る機会はまずないと思います。
しばらく使っていて速度やタイムなどの数値を意識した走りに目覚めもっと色々な数値を知りたいと思ったら、その時に高価なサイコンに手を出せばいいんじゃないかと思います。