過去の記事で少し触れましたが、飼っているメダカのお引越しのため新しいプラ舟を購入しました。
早速メダカを移し替えたいところですが、その前にプラ舟に少し手を加えることにしました。
今回はそのことについてお話ししたいと思います。
- プラ舟でメダカを飼育している人
- プラ舟のオーバーフロー対策を知りたい人
プラ舟にオーバーフロー対策の加工をする
屋外でメダカを飼育する場合の心配事の一つが大雨です。
大雨が降った時に水が溢れてメダカが一緒に流されてしまう恐れがあるからです。
今回の作業はそうならないようにするために、プラ舟に余分な水を逃がすための穴を設けます。
準備した物
今回の作業で使用した物を紹介します。
プラ舟
当たり前ですがこれがないと始まりません。
今回使用するのはプラ舟界のメルセデス・ベンツ(?)リス興行の100リットルのプラ舟です。
色も濃すぎず薄すぎずで非常にいい感じです。
鉢底ネット
ダイソーで購入しました。(もちろん100円)
適当な大きさに切ってプラ舟に開けた穴に取り付けます。
シリコン充填剤
今回はコニシのバスボンドを使用しました。
家にあった物ですが、何のために買ったのか全く記憶にありません(笑)
なんで買ったのか分かりませんが、家にあったおかげで新たに買わずに済みました。
瞬間接着剤
鉢底ネットを仮止めするために使用します。
写真の瞬間接着剤はカインズで購入した簾を吊るすためのフックに付属していた物です。
工具類
穴あけ加工をするための工具類です。
穴を開けるためのドリル、穴の形を整えるためのニッパーとカッターナイフとヤスリ、穴の位置に印を付けるためのマジックです。
ドリルの刃はΦ3とΦ12を用意しました。
ナイフについてですが、上の写真のカッターナイフではプラ舟を削るのは難しかったため、こちらの小刀を使用しました。
ちなみにヤスリは今回の作業では結局使いませんでした。
作業手順
ここから作業の流れを紹介します。
①水抜き穴の位置を決める
まず穴を開ける場所にマジックで印を付けます。
あまり穴の位置が下すぎると水の入る量が減ってしまうので注意が必要です。
②穴を開ける
印を付けた箇所にドリルで穴を開けます。
先にΦ3のドリルで穴を開け、その後Φ12のドリルで穴を広げます。
③穴の形を整える
ニッパーで各穴の間の部分を切り、ナイフで削って形を整えます。
今回の作業でこれが一番大変でした。
④穴の大きさに合わせて鉢底ネットをカットする
鉢底ネットをプラ舟に開けた穴より少し大きめにカットします。
⑤鉢底ネットを貼り付ける
瞬間接着剤でカットした鉢底ネットを仮止めします。
仮止め後のネットの周りにシリコンを充填します。
シリコンでネットの穴を塞いでしまわないように注意します。
完全に硬化するまでに時間がかかるためしばらく置いておきます。
これで完成!あとはメダカを移すだけ
上記の穴あけ+ネット貼り付けの加工を4ヶ所設けました。
穴を4ヶ所にした理由ですが、一つは激しい大雨の場合、穴が1ヶ所だけだと排水が追い付かない可能性があるためです。
そしてもう一つは排水時の水の流れを緩やかにするためです。
これでようやくプラ舟の改造が完了しましたので、今度の休日にでもメダカの引越しをしたいと思います。