前回の記事でクロスバイク以外にも購入が必要な物があると書きましたが、今回はそれについてお話ししたいと思います。
- クロスバイク初心者で何を買ったらいいか分からない人
絶対に必要な物
ここで紹介するものが絶対に必要な物になりますが、合計で1万円以上するので購入時はこれらの予算も入れておいてください。
保険
自転車による事故で高額な賠償金を請求されるケースが多く出ているため、現在では一部の地域を除き保険の加入が義務付けられています。
そのため、多くの地域では保険に加入していないと道路を走ることができません。
義務付けられていない地域であっても万が一に備えてぜひ加入してください。
保険はクロスバイクを購入したお店はもちろん、ネットやコンビニでも購入することができます。
既に加入している方は新たに買いなおす必要はありません。
また、賠償目的の保険とは別に自転車の盗難保険もあります。
こちらは義務ではありませんが、せっかく買ったクロスバイクが盗まれたらショックが大きいので、購入時に加入しておきましょう。
フロントライト
一部のモデルを除きクロスバイクにはライトが標準装備されていません。
夜間走行する時はフロントライトを点けることが法律で義務付けられているため、別途購入が必要になります。
フロントライトは以下の条件を満たしたものがおすすめです。
明るさは最大400ルーメン程度
街灯が多い市街地であれば200ルーメンもあれば問題ありません。
しかし、街灯が少ない住宅街や河川沿いなどは200ルーメンでも頼りなく感じます。
そういった道を走ることも想定して、最大400ルーメンくらいの明るさのものがおすすめです。
夜間街灯が全くない山道を走るのであればもっと明るい800ルーメン以上の物を選んでください。
バッテリー持続時間は最大の明るさで2時間程度
いくら明るくてもバッテリーがすぐ切れてしまっては意味がありません。
実際の使用時間+αで2時間くらい持てば安心です。
それ以上の長時間走行をする場合は、ライトをもう一つ予備で持つことをお勧めします。
USB充電式のもの
自転車のライトはダイナモ式、乾電池式、USB充電式の3種類があります。
しかし、ダイナモ式と乾電池式は上記の2つの条件をクリアできないのでUSB充電式一択になります。
USBケーブルに繋ぐだけで充電できるので、自宅はもちろんモバイルバッテリーを持っていれば外出先でも充電できます。
おすすめのライト
上記の3つの条件を全て満たしたライトは色々ありますが、参考までにおすすめの物を2つ紹介します。
1つ目の「キャットアイ・VOLT400」は特にロードバイク乗りに好評のモデルです。
明るさも十分あり、ライト本体も細身でスッキリしているのがいいです。
また、このモデルはバッテリー部分を取り外して交換することができます。
値段がちょっと高いのが難点です。
2つ目の「サーファス・SUL-450」は私が使用している物です。
クロスバイク購入時にお店の人に勧められたものですが、明るさ、バッテリーの持ちも十分で、見た目もすっきりしているので気に入っています。
VOLT400のようにバッテリーの取り外しは出来ませんがその分値段が安いです。
ベル
こちらも一部のモデルを除きクロスバイクには標準装備されていないので別途購入が必要です。
ベルは見た目で選んでもいいし、店頭で鳴らしてみて音で選んでもいいです。
私はキャットアイのベルを使用しています。
コンパクトで場所を取らないのがいいです。
ゲージ付き空気入れ
家にママチャリがある人は
「うちに空気入れあるから買わなくていいでしょ?」
って思うかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。
ママチャリとクロスバイクではタイヤのバルブの形が違うので空気入れも専用の物が必要です。
さらにクロスバイクのタイヤは空気圧をしっかり管理する必要があるのでゲージ付きが必須です。
適切な空気圧にすることで快適に走ることができ、パンクの防止にも繋がります。
カギ
せっかくクロスバイクを買ったのに盗まれたらたまったもんじゃないのでカギも購入しましょう。
色々なタイプの物がありますが、長さ1.5m以上のワイヤーロックを選んでください。
クロスバイクは軽いので自転車だけにカギをかけても担いで持って行かれてしまいます。
そのため駐輪する時は柵やポールなどの地面に固定されている物にワイヤーを通すようにしましょう。そのためにワイヤーの長さが必要です。
私が使用しているのは「クロップス・Q3DUO」というワイヤーロックです。
1つのロックに1.8mのワイヤーが2本付いているので、一方を自転車に通してもう一方を柵などの固定物に通すことができます。
メンテナンス用品
クロスバイクのコンディションを保つためには定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスも色々ありますが、掃除と注油くらいは自分でやりましょう。
そのために最低でもパーツクリーナー、ウエス、潤滑油の3つは用意してください。
パーツクリーナーはホームセンターで200~300円で売っている安いので十分です。
潤滑油は下に紹介する「KURE・チェーンルブ セミウェット」がおすすめです。
これ一本でチェーンだけでなく他の部品の潤滑もできます。
これでやっと走れるぞ。
ここまでクロスバイク以外に必要な物を紹介しました。
他にも「必須ではないが持っているとクロスバイクがより快適に楽しくなるアイテム」なんて物もありますが、ここでは全部紹介しきれないのでまた別の機会に話したいと思います。
ぜひクロスバイクで色々なところを走ってみてください!