少し前に私がSurface Go 2を購入したという話をしました。
今回はそのSurface用に新たにマウスを購入しましたのでその話をしたいと思います。
外出先での使用に適したマウスを探している人
広い机の上で作業するならマウスはあった方がいい
購入してしばらくはタイプカバーに付いているタッチパッドで操作していました。
私自身の扱い方の問題でもあるのですが、タッチパッドの操作って昔からどうも苦手です。
特に文字やURLのコピーをする時の範囲選択が上手く出来ないので、私の場合は文字のスタート位置をクリックし、キーボードShiftキーを押しながら方向キーで選択しています。
電車の小さなテーブルや膝の上に乗せて操作する場合はマウスが使えるスペースが無いためタッチパッドを使った方が良いのですが、ある程度の広さのある机の上ではやはりマウスがあった方がいいと感じました。
エレコムの薄型マウス「Slint」
というわけでマウスを購入することにしたのですが、外出先でSurfaceを使う時に使用する物なので絶対に抑えておきたいのは以下の2点です。
- 小型でカバンに入れてもかさばらない物
- Bluetooth接続のワイヤレスタイプ
実はマイクロソフトから「モバイルマウス」というSurface専用のマウスが販売されており、コンパクトで色もタイプカバーと色を合わせることも出来るため見た目も非常にいいです。
当初それを買おうとしていたのですが、結局エレコムの「Slint」というマウスにしました。
ここではSlintの特徴を簡単に紹介します。
薄型なのでカバンに納まりやすい
上の写真の左にあるのが今回購入したSlintです。
比較対象として普段私が自室で使用している「エレコム・EX-G(Lサイズ)」を置いてみました。
EX-GのLサイズは市場に出回っているマウスの中でも比較的大きい部類に入ると思います。
並べてみるとSlintは薄くコンパクトであることが分かると思います。
参考までにノギスで寸法(長さ×幅×高さ)を測ってみたところ以下のような感じでした。
- Slint:104×56×28(mm)
- EX-G:122×81×41(mm)
特筆すべきは高さの寸法で見ての通りぺったんこです。
これならカバンにも無理なく収まりそうです。
Bluetooth接続でレシーバー不要
Surface Go 2はインターフェイスが少なく、USB-CとMicro SDカードのスロットが1つずつしかありません。
USBハブで増設してそこにマウスを繋ぐ手もありますが、マウスのためにハブを用意するのも面倒なのでBluetoothで接続するマウスを選んだ方が簡単です。
今回紹介するSlintもちろんBluetoothで接続するタイプなので貴重なインターフェイスを消費しません。
本体の裏側にペアリングボタン(黄色い丸で囲った箇所)があるので、PCのBluetoothの設定画面を起動しボタンを押しっぱなしにすればペアリングが完了し勝手に繋がります。
薄型では珍しい「戻る」ボタン搭載
今回私がSlintを選んだ理由の一つがこれになります。
モバイル用の薄型マウスは色々なメーカーから発売されているのですが、ほとんどは左右のボタン+ホイールの3ボタン式です。
しかしSlintはホイールボタンの下に「戻る」ボタンが着いています。
Web閲覧では「戻る」ボタンがあると快適です。
静音タイプのボタン
Slintのボタンはクリックしたときにカチカチと音がしない静音タイプです。
ほとんど音がしないので、乗り物の中やカフェなど周囲に人がいるような場所でも気にせず使えます。
単3電池1本で駆動
使用する電池は単3型1本です。
エレコムのホームページによると1日8時間の使用で596日もつらしいです。
購入したばかりなので実際どのくらい持つかは分かりませんが、すぐ電池切れになることはないと思います。
写真の電池は付属していた物ですが、その後はエネループなどの充電池を使えば繰り返し使えるので経済的です。
収納用のポーチ付き
Slintには写真のような収納用のポーチが付属しています。
使わない時はこれに入れておけばマウスに傷や汚れが着くのを防げます。
このポーチですが、素材はレザー調の生地で作りも非常にしっかりとしています。
Slintはカラーがブラックとホワイトがあるのですが、ポーチの色もそれぞれ異なります。
ブラックのマウスの場合は写真のようなグレーの生地で、ホワイトのマウスの場合はブラウンの生地になります。
実際に使ってみた感想
Slintを購入してから2週間ほど使用してみました。
使ってみた上で良かった点やイマイチだった点を紹介していきます。
大型マウスを使っている人には違和感あるかも
まず使用感ですが、私の様に大型のエルゴノミクスのマウスを普段使用している方は最初の2~3日はかなり違和感を感じると思います。
私の場合、初日は使っていて手首が痛くなりました。
これはマウスが悪いのではなく、大型のマウスと小型のマウスでは持ち方が異なるので、慣れるまでは仕方ないと思います。
実際数日したら手が痛くなることも無くなり違和感も感じなくなりました。
普段から小型マウスを使用している方ならおそらく問題ないでしょう。
好みが分かれる静音タイプのボタン
静音タイプのボタンについては通常のカチカチ音がするタイプに比べ押した感触が希薄です。
私自身静音タイプのマウスを購入したのは今回初めてなのですが、最初のうちはクリック出来ているか分かりにくい感触に戸惑いました。
しかしこれも数日使っていれば慣れてきます。
「戻る」ボタンはちょっと微妙
購入の決め手となった「戻る」ボタンについてですが、サイドにある物と比べると少し使い勝手は悪いです。
ただ3ボタンのマウスよりは全然いいです。
職場のノートPCでも大活躍
本来このマウスは私のSurface用に購入した物ですが、実は職場のノートPCでも使っています。
会社で支給されたPCのマウスは有線式で使い勝手が悪いので、持参して使用することにしたのです。
その結果、線の煩わしさから解放されて非常に快適です。
また毎日カバンに入れて家から持参しているので、薄型コンパクトの携帯性の良さも実感しています。