今回はタイトルの通りVRゴーグルを買ってVR動画を見たというお話です。
私自身ゲーム、映像作品共にVRを体験したことは今まで一度もなかったので、どんなものか以前からやってみたいと思っていました。
ゲームについては初期投資が高いのとやってみたい作品が見当たらなかったため、今回は少額で始められるVR動画に手を出してみることにしました。
- VR動画に興味がある人
購入したVRゴーグル

今回購入したのが写真のELECOMのVRG-D02PBKという物です。
購入価格は3000円ほどでしたが、DMMのVR動画のチケット1000円相当が付いているので実質2000円ほどです。
スマホをセットして使うVRゴーグルとしてはそれほど高い物ではありません。
個人的にピント調整の機能は欲しかったので、それが付いている物の中で比較的安い物を探した結果これになりました。

ゴーグル本体です。
私が詳しくないせいもありますが、パッと見はどの他のゴーグルと大きく異なるところは見当たりません。

ゴーグル本体以外に説明書、レンズを拭く布、DMM動画のチケットがありました。
チケットはめくるとシリアル番号が書いてあるみたいです。

ゴーグルの前側は開くのでここにスマホをセットします。
レンズが見えますが、顔側に保護フィルムが貼ってあるので使用前に剥がしておきます。
私自身最初はフィルムの存在に気付かず剥がさずに使っていました。

こんな感じでスマホをセットします。

ゴーグルの上部に調整ダイヤルが付いています。
赤丸で囲ったダイヤルがピントの調整用で、黄色の丸で囲ったダイヤルが左右のレンズの幅を調整するものです。
ピントは左右別々に合わせられるのは良いと思いました。
VR動画を見てみた感想
スマホのセットが完了し早速動画を見てみました。
DMMのチケットを早速使おうかと思いましたが、その前にYoutubeにアップされていた「深海VR – 海底に降り立つ(特別版)」という動画を見てみることにしました。
この動画を選んだ理由は単純にYoutubeの検索バーで「VR」と検索したら一番上に出てきたからです。
また深海というのは普通に生活していたら絶対に見れない物なので興味があったというのもあります。
ちなみにこの動画ですが、VRゴーグルが無くても左上の十字方向のカーソルで視点移動が出来ますので興味がある人は試してみてください。
その場にいるような気分になれる
上の動画を見てみましたが、VRゴーグルで見ると確かに自分が水中カメラで海中を見回しているような感覚が味わえます。
カメラ視点を視聴者が任意で動かせることとゴーグルによって映像以外の物が一切見えないようになっていることが臨場感と没入感をアップさせる要因だと思います。
私は動画の音声についてはスマホのスピーカーで聞きましたが、ヘッドホンやイヤホンで外部の音が聞こえないようにすればさらに臨場感がアップすると思います。
ドットの粗さが目立つ
私の場合、PCのディスプレイについては23.8インチならフルHDでもドットの粗さは特に気にならないので4Kは必要ないと考えています。
スマホについても同様で、通常の仕様であればフルHDで十分です。
しかしVR動画についてはフルHDではちょっとキツイかなと感じました。
というのもレンズで拡大した画像を超至近距離で見るため、どうしてもドットの粗さが目立ってしまうからです。
私は体験したことがありませんが、VRゲームについても同じなんじゃないかと思います。
長時間の視聴は疲れる
VRゴーグルをかけた状態での視聴は正直言って結構疲れます。
レンズで拡大された粗いドットを見る形になるため目が疲れるだけでなく、肩や首にかかる負担も少なくありません。
ゴーグルだけで約300g、スマホを加えると約500gとかなりの重量になりますので無理もありません。
あと私は全く問題ありませんが、FPS(1人称視点シューティングゲーム)などの3Dゲームで酔うという人はおそらく酔うんじゃないかと思います。
VR動画体験のまとめ
今回以前から興味があったVR動画を体験してみました。
長時間の視聴が辛いという問題点はあるものの、その場にいるような感覚を体感できるのは新鮮で面白かったです。
VR動画は色々なジャンルがあるので、他の動画も見てみようと思います。
まだ使っていないDMMのチケットもありますし。
これは私の予想ですが、今回VR動画を見て気付いた問題点はおそらくVRゲームにも当てはまります。
そのためVRゲームに興味がある人はまずVR動画に手を出してみることをおすすめします。
動画とゲームは別物ですが、ヘッドセットを付けて映像を見るという点は同じなので、自分に向いているかどうかを調べることは出来ると思います。