現在私が乗っているクロスバイクはジオス・ミストラルの2018年モデルです。
購入してしばらくは市販の状態そのままで乗っていましたが、色々と不満を感じるようになりカスタマイズをするようになりました。
そしてカスタマイズにハマってしまい、現在の私のミストラルは原型を留めていない状態になっています(笑)
- クロスバイクのカスタマイズに興味がある人
カスタマイズの敷居はものすごく低い
カスタマイズというとなんか難しそうなイメージがありますが、クロスバイクのカスタマイズは車と違い非常にお手軽です。
クロスバイクのカスタマイズがお手軽な理由は以下の3つです。
パーツが安い
クロスバイクのカスタマイズは既存の部品を別の部品に交換したり、アクセサリーを追加したりするのですが、ほとんどは数百円~数千円で購入できます。
車のカスタマイズは大がかりな物になると100万円以上するケースも珍しくありませんが、クロスバイクの場合かなり大がかりな改造でも数万円あれば可能です。
安いので色々部品を買って試すことも出来ます。
工具があれば自分一人で出来る
車のカスタマイズはごく簡単な物を除いて一人でやるのは難しいです。
カー用品店やチューニングショップなどに車を持ち込み、店の人に作業をしてもらう必要があります。
専用の設備が要るケースもあります。
クロスバイクのカスタマイズは店に持ち込んでやってもらう事も出来ますが、工具セットさえあれば自分一人で作業可能です。
私自身クロスバイクを購入してからほぼ全ての作業を自分で行っています。
自分でやれば工賃もかかりません。
元に戻すのも簡単
私自身色々なカスタマイズをやってきました。
しかし、その中には
「(改造)前の方が良かったなあ。」
と感じた物もありました。
そういった場合でもすぐ元に戻すことが出来ます。
(そのため改造前の部品はしばらく捨てずに持っていた方がいいです。)
簡単にやり直しができるのもクロスバイクのカスタマイズの魅力です。
私のカスタマイズ遍歴
ここでは私が過去に実践したカスタマイズを簡単に紹介します。
中にはイマイチだったので元に戻してしまった例もあります。
また、法律上必要なライトとベルの取り付けは除外しました。
スタンドの取り付け
クロスバイク購入時に店で取り付けてもらいました。
バイクスタンドがある所は少ないですし、そこら辺の壁に立て掛けたり地面に倒して置いておくのも嫌なので取り付けました。
これがあれば外出先で駐輪するのに困りません。
ボトルケージの取り付け
長時間乗っているとのどが渇いてくるので、ペットボトルの飲み物を持ち運べるように取り付けました。
夏場は特に重宝しています。
バッグ類の取り付け
小物類を入れておけるようにサドルバッグとフレームバッグを取り付けました。
サドルバッグは自転車のカギと携帯用工具の収納場所にしています。
フレームバッグは小銭入れや家のカギなどの収納に使用しています。
サイクルコンピューターの取り付け
ネット上で多くの方が勧めているので取り付けてみました。
私が取り付けたのは速度と距離が分かるだけの簡単な物です。
初めのうちは変化していく速度や距離を見て楽しんでいましたが、走る場所が決まっていると数字も大体同じになるので飽きてしまいました。
数字ばかり気にしていると気楽に走れませんし、速度や距離ならスマホのアプリでも確認出来るので必要ないと判断し外しました。
スマホホルダーの取り付け
スマホの置き場所を確保するために取り付けました。
見える位置にスマホを置いておけるので、着信があった時にすぐに気づくことが出来ます。
基本的にはスマホを置いているだけですが、道に迷った時にgoogleマップで確認するときにも便利です。
たまに自転車NAVITIMEのアプリを起動してサイコン代わりに使っています。
バーエンドバーの取り付け
同じ体勢で長時間乗っていると疲れるので取り付けてみました。
ハンドルの外側に取り付けるのが一般的ですが、私の場合は写真のようにハンドルの内側に付けています。
内側に取り付けるとバーエンドバーを持った状態でもブレーキの操作が出来るのでおすすめです。
ミラーの取り付け
後ろから来る車が怖いので取り付けました。
写真のようなハンドルの外側に付けるタイプの物です。
小さいミラーですがこれでも結構よく見えます。
後ろを振り向かなくても後方が確認できるのがいいです。
ハンドルのグリップの交換
長時間乗っているとハンドルを握っている手が痛くなるので、エルゴグリップに交換しました。
手の痛みが軽減されました。
サドルの交換
長時間乗っていると股間が痛くなるので何とかならないか調べたところ、穴が開いているサドルは長時間乗っていても股間が痛くなりにくいという情報を知り交換してみました。
標準のサドルよりも痛みが軽減されるようになりました。
また、標準のサドルより薄いためスッキリとした見た目になりました。
ビンディングペダルに交換
ペダリングの効率が上がるという話を聞き、SPDタイプのビンディングペダルに交換してみました。
確かに漕いでいる時は足がしっかり固定されるので良いのですが、発信と停止を頻繁に繰り返す街乗りでは何かと不便でした。
また専用シューズも歩き辛いので、元々付いていたフラットペダルに戻しました。
スプロケットの交換
ミストラルには元々11-32t(歯数:11-13-15-18-21-24-28-32t)の8速スプロケットが付いていました。
多くの方が指摘しているのですが、このスプロケット15と18(6速と5速)の歯数の差が大きいため、変速時のショックが大きく乗っていて不快です。
そこでスプロケットを11-28t(歯数:11-13-15-17-19-21-24-28t)に変更しました。
各歯数の差が小さくなったことで変速時のショックが小さくなり乗りやすくなりました。
フロントシングル化
ミストラルはフロントが3速(48-38-28t)です。
しかし私の場合、真ん中の38t以外ほとんど使う機会がありませんでした。
そこでフロントディレイラーとシフターを外しクランクを交換し、MTBでは定番になりつつあるフロントシングルにしてみました。
シフトチェンジがリヤだけなので街乗りは快適です。
また、パーツが減ったことでメンテナンスも楽になりました。
しかし使えるギヤの数が減ってしまったため、たまに遠出する時に苦労するようになりました。
9速化
フロントシングルにして使えるギヤが減ってしまったため、代わりにリヤの歯数を増やしました。
当初は10速も検討しましたが、10速になるとパーツの値段が急激に上がるので断念しました。
現在使っているスプロケットは11-28t(歯数:11-12-13-14-16-18-21-24-28t)です。
シフターは9速の物を新規に購入し、リヤディレイラーは最初から付いていた物をそのまま使用しました。
ちょっと手を加えるだけで全くの別物になる
クロスバイクはちょっとした部品交換で見た目も使い勝手も大きく変わります。
フレーム以外の部品は全部変えることが出来ますので、自分だけの1台を作る事が出来ます。
今回紹介したカスタマイズや新たに挑戦するカスタマイズについては今後の記事で詳しく紹介していきたいと思います。