ジオスのミストラルに乗り始めてもうすぐ3年半になります。
これまで様々なカスタマイズを行いもはや原型を留めていませんが、ペダルは購入時に付いていた純正のペダルをそのまま使っていました。
(一時期ビンディングペダルに変えたことがありましたが、自分の使い方に合わないため元に戻しました。)
純正のペダルは性能面での不満はないのですが、キズや錆が目立ってきたので思い切ってペダルを交換してみることにしました。
- クロスバイクのペダル交換を検討している人
購入した物の紹介
購入した物がこちら。
タイオガのペダルで「シュアーフットスリム」という物です。
幅広のフラットペダルです。
これを選んだ理由ですが、
- 幅広のフラットペダル
- 錆びの心配がなく靴底を痛めにくそうな樹脂製
- 安全面を考慮し反射板付き
- 色は自転車本体に合わせて黒
という4つの条件を挙げました。
そしてその条件を満たした物がこれだったからです。
パッケージから取り出してみました。
ペダルに「R」とか「L」とかの記号はありませんが、ペダルの場合左右でネジの向きが違うので間違えて組み付けてしまうことはありません。
また、自転車に組み付けなくても「TIOGA」の文字の向きで左右の区別がつきます。
正しく組み付ければ文字の上側が前を向くようになります。
反射板は外した状態でパッケージに入っていました。
法律ではペダルに反射板を付けることは義務化されていないので、付けるかどうかはユーザーの自由です。
反射板を取り付けてみました。
正直言って無い方が見た目はいいのですが、安全面を考慮して付けることにしました。
反射板の取り付けは簡単でペダル本体に差し込むだけです。
工具とかは要りません。
また反射板は全て同じ形なので、どこにどれを付けても大丈夫です。
私はあまり気にしていませんが、自転車部品の場合重さを気にする方も結構多いので量ってみました。
結果は左右合わせて328gでした。
公称値は330gですが、工業製品は一部の精密部品を除き3~5%くらいの誤差は普通にあるので公称通りの重さと言っていいでしょう。
このタイプのペダルは公称値が350g以上ある物も珍しくないので、比較的軽い方だと思います。
ペダルの交換
ここからペダルの交換作業の紹介です。
まずペダルレンチで元々付いていたぺダルを外します。
左側は逆ネジなので右に回すと緩みます。
外したついでにクランクアームのネジ部分を掃除しました。
新しいペダルのネジ部にグリスを塗ります。
たくさん塗ってもゴミが付くだけなので薄く塗ります。
あとはクランクアームにペダルを取り付けるだけです。
ちなみにこのペダルですが、ペダルレンチではなく通常の六角ボルト用のモンキレンチやスパナで取り付けます。
ペダルレンチを持っていない人にはありがたい仕様ですが、持っている身としては用意する工具が増えるのでかえって面倒です。
新旧のペダルを並べてみました。
こうして見ると全然大きさが違いますね。
右側も同じ手順で取り付けて作業終了です。
10分くらいで出来ました。
交換後に走った感想
交換後に少しですが走ってみました。
今までは指の付け根足のところしか足が置けませんでしたが、ペダルを変えたことにより足の前半分くらいが置けるようになったため、今まで以上にしっかりと踏み込めるようになりました。
それ以上に良かったのが、ペダルの大きさとペダルに付いているスパイク状の突起のおかげで足が滑らないことです。
私は雨の日に自転車に乗ることはあまりないですが、通勤や通学で雨の日も自転車に乗る方には非常におすすめです。
欠点はペダルがデカいので縁石などにぶつけやすくなるくらいです。
ちなみにこのペダルは軸にベアリングが入っていますが、だからと言って特によく回るという感じはしません。
乗っているうちに馴染んで良くなる可能性もありますが、今のところ純正品と変わらないという印象です。
その辺については純正品でも不満は無かったので全く気にしていません。
意外と大きいペダルの違い
今回ペダルを交換して感じたのは、フラットペダルも形が変わるだけではっきりと違いが出るということです。
もちろんビンディングペダルに変えた時ほどではありませんが、誰でも分かるレベルの違いです。
もしクロスバイクに乗っている方の中で、以前の私の様に純正のペダルからビンディングペダルに変えようと検討している方がいましたら、その前に幅広のフラットペダルに変えてみることをおすすめします。
ペダル自体も安いですし、専用のシューズも要りませんから。