久しぶりのブログ更新です。
私事ですが、昨年の秋に初めてタナゴを釣ってからタナゴ釣りにハマっています。
それまではどちらかというと海釣りの方が多かったのですが、最近はこの釣りばかりです。
今回は私がタナゴ釣りにハマった理由とこれからタナゴ釣りをやってみたいと考えている人への簡単なアドバイスをお話ししたいと思います。
脱初心者レベルなので大した話は出来ませんが。
- タナゴ釣りに興味がある人
なぜタナゴ釣りにハマったのか
私がタナゴ釣りにハマるようになったのは以下の理由によるものです。
美しい魚体
私が通っている池で釣れるのはタイリクバラタナゴという種類のタナゴです。
熱帯魚のような派手さとは違った美しさがあります。
特にオスはこれから産卵の時期になると婚姻色が出てさらにキレイになります。
タナゴは他にも色々な種類がありますが、どれもキレイです。
より小さい魚を狙うという面白さ
この釣りは小さいアタリを感知して掛けるところに面白さがあると思います。
掛けた後に竿先から伝わるプルプルという感触も最高です。
小さいのを釣ったら自慢できるというのもこの釣りの特徴で、最近では大きいタナゴを釣るのと同時に、より小さいタナゴを釣ることも目標としています。
割と簡単に釣れるので退屈しない
タナゴ釣りは一見繊細で難しそうな印象がありますが、実際にやってみるとそれほど難しくはありません。
ただ魚が小さく、それに合わせて仕掛けが繊細な物になっているため難しそうに見えるだけです。
練りエサで釣っている場合はしばらくやっていると魚が集まり始め、アタリが頻繁に出るようになります。
まだ始めて1年も経っていない私でも時期と調子が良ければ2桁の釣果が可能です。
他の魚も釣れる
タナゴはフナなどの他の魚と生息域が被っていることが多いので、それらの魚もよく釣れます。
私がよく釣りに行く池ではフナやモツゴ(クチボソ)が釣れます。
何でもいいからとにかく釣りたいという私みたいな人間にはピッタリです。
必要な荷物が少なく準備や片付けが楽
タナゴ釣りは必要な荷物が少ない上に小物ばかりなので、釣行前後の準備や片付けが非常に楽です。
エサも練りエサなら常温で長期間保存出来るので、釣行の前日や当日の朝に釣具屋に買いに行く必要もありません。
最近タナゴ釣りばかりになっている最大の要因がこれです。
これからタナゴ釣りを始める人へ
ここではこれからタナゴ釣りをやってみようかなという方にちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
場所探しが最大の難関
タナゴ釣りをする上で一番大変なのは、釣りそのものよりもタナゴがいる所を探すことだと思います。
タナゴは地域によっては数が少なく釣れる場所が限られているため、知っている人はそういう情報あまり出したがりません。
他所から来た人に釣り場を荒らされたくないからです。
これは他の釣りも同じかもしれませんが、タナゴ釣りはよりその傾向が強く感じます。
釣具店で近くの釣り場を教えてくれる可能性もありますが、店が情報を持っていないケースも多いので当てになりません。
そうなったらネットで噂レベルの情報を見つけ、実際に行って確かめるしかありません。
運よく釣り場を見つけた場合、そこで他の釣り人話をすると別の釣り場を教えてもらえることもあります。
この場合、自分から聞くのは嫌がられる可能性が高いので辞めた方がいいです。相手が自発的に話してくれるのを期待しましょう。
安い竿と市販の仕掛けで十分
タナゴ釣りで必要な物は竿、仕掛け(予備も含む)、エサ、エサ箱、釣った魚を入れる容器(バケツなど)くらいです。
私の場合は折り畳みの椅子が加わります。
釣り竿については高価な竹製の専用竿もありますが、ただ釣るだけなら2000円以下で買えるグラスファイバー製の延べ竿で問題ありません。
長さは釣り場に合わせて90cm~180cmくらいの中から選ぶことになりますが、個人的には120cmが一番使いやすいと思います。
仕掛けについては始めのうちは市販の仕掛けがおすすめです。
竿に結ぶだけなので簡単です。
自作するのはある程度慣れて、針などのパーツにこだわりだしてからでいいです。
エサは練りエサが手軽で良い
昔読んだ釣りの本ではタナゴ釣りのエサといえば赤虫かタマムシと書かれていました。
ここで言うタマムシというのは虹色の甲虫のことではなくイラガという蛾の幼虫です。
その幼虫をチョン切って中のワタを針に付けるか、赤虫を小さく付けるのがタナゴ釣りの定番で、当時はなんて面倒くさい釣りなんだと思いました。
しかし、現在では非常に扱いやすいタナゴ専用の練りエサがあります。
練りエサは色々種類がありますが、個人的には過去記事で紹介したマルキューのタナゴグルテンがおすすめです。
これ以外のエサは全く使っていませんが何の問題も無く釣れてます。
まとめ
今回は最近ハマっているタナゴ釣りについてお話ししましたが如何だったでしょうか?
地域によっては釣り場を探すのに苦労するかもしれませんが、低予算で始められる上に比較的簡単に釣ることが出来ます。
大きい魚を釣るのとは違った面白さがあります。
また、タナゴはキレイな上に飼いやすいので観賞魚としても優秀です。
釣った魚を持って帰って飼ってみるのもありだと思います。
ただしタナゴは品種や地域によっては捕獲や飼育が禁止されている物もあるのでそこは注意が必要です。