いろいろなところで連日報道されているのでご存知だと思いますが、31日は第49回衆議院議員総選挙の投票日です。
新聞の折り込みチラシに交じって政党のビラが入っていたり、大音量で候補者の名前を連呼する選挙カーが自宅や勤務先の周辺を走り回ったり、しばらく会っていない学生時代の同級生から
「比例は○○党に入れてくれ。」
と電話がかかってくるようになりました。
そこで今回は私が選挙について思っていることをお話ししたいと思います。
こんな記事にニーズがあるのかは疑問ですが、よろしければお付き合いください。
毎回感じる投票率の低さ
先日24日に静岡と山口で参議院議員補欠選挙がありました。
その日の投票率を確認したところ、静岡が45.57%、山口が36.54%とどちらも50%に達していませんでした。
「地方」「参議院」「補欠」と注目されにくい条件が揃っているとはいえ、国政選挙でこの投票率はいくらなんでも低すぎね?って思います。
毎回選挙前になると「選挙に行こう!」的なCMが流れますが、正直あまり効果があるとは思えません。
投票率を上げるには日頃から政治に興味を持って貰うようにしないといけないのですが、それを模索しているようにも見えません。
(私が知らないだけで模索していたらごめんなさい。)
これは私の邪推ですが、大きな票田を持っていたり親の選挙地盤を引き継いでいる議員としては
「政治に関心を持って投票に行く人が増えて欲しくない。」
というのが本音ではないかと思います。
投票率が低ければ低いほど彼らにとっては有利ですから。
ネット投票が実現すれば投票率も上がると思うのですが、今の状況を見るとしばらく実現しそうにないですね。
誰でもいいから投票用紙に名前を書いてくれ
選挙が近づいてくると、ネット上で誰(もしくはどの政党)に投票するかという書き込みが多く見られます。
各自思惑があると思うので、どこに投票しようが私がとやかく言うつもりはありません。
ただ白紙投票だけは辞めてくれといつも思います。
おそらく白紙投票をした本人は、候補者にロクなのがいないので
「お前ら全員不合格だ!」
というメッセージを込めてそうしたのだと思いますが、おそらく候補者本人にはイタズラか冷やかしくらいにしか思われていません。
どんなしょうもない候補でも、その人や所属している政党の公約を見るとマトモな物が1つはあったりするので、そういうのを見つけて少しでもマシだと思う人の名前を書いて欲しいです。
財政、外交、防衛など全てにおいて自分の理想通りの公約を掲げている候補者や政党はまず無いので、結局のところ消去法で選ぶしかありません。
最後に
選挙について日頃思っていることをいろいろ書きましたが、最後に私が言いたいことは
- 31日は選挙に行ってくれ。
- 選挙に行く前に候補者や政党の公約を調べてくれ。
- 消去法でもいいから白紙投票はやめてちゃんと名前を書いてくれ。
です。
私が訴えたところで投票率が上がるとも思えませんが、せめてこの記事を読んでくださった方が1人でも多く選挙に行ってくれればと思います。