私はエサ釣りもルアーフィッシングもやりますが、どちらかというとエサ釣りの割合の方が高めです。
川釣りならミミズやヘラブナ用の練りエサ、海釣りならイソメやオキアミなどが定番ですが、たまに魚肉ソーセージを使うことがあります。
今回はその魚肉ソーセージについてお話ししたいと思います。
- スーパーやコンビニで買える釣りエサに使える物を探している人
- イソメやミミズなどの虫エサが苦手な人
- 変わった物で魚を釣ってみたい人
釣りエサとしての魚肉ソーセージの特徴
ここでは魚肉ソーセージの特徴を紹介していきます。
実際に使ってみて感じたいい所と悪い所は以下のような感じです。
入手が容易で安い
スーパーやコンビニでも売っているため入手が非常に容易です。
値段も3~4本セットで数百円と安価です。
小物釣りなら1本でも余ります。
手が臭くならない
食べたことがある方なら分かると思いますが、魚肉ソーセージはニオイがほとんどありません。
そのため触っても手が臭くなりません。
長期保存が出来る
長期保存が出来るのも魚肉ソーセージの特徴です。
種類にもよりますが、冷蔵庫に入れておけば数か月保存できます。
大きさや形を自由に変えて針に付けることが出来る
ハサミやナイフで大きさや形を好きな形に変えることが出来ます。
狙う魚や針の形や大きさに大きさに合わせて自由自在です。
エサ取りに弱い
魚肉ソーセージは身がしっかりしていて粘りがあるので、投げ釣りでも外れにくいです。
ただしエサ取りには弱く、特にフグやベラの様な齧って食べるタイプの魚が相手だとすぐに無くなります。
生エサと比べると微妙
ニオイが少ないせいか、イソメやオキアミ、ミミズなどに比べると明らかに食いが悪いです。
私自身これらのエサより魚肉ソーセージが釣れるというシチュエーションに出会ったことが無いような気がします。
魚肉ソーセージで釣れる魚
魚肉ソーセージは川釣り、海釣りどちらでも使え、結構色々な種類の魚を釣ることが出来ます。
川釣りならコイやウグイなどコイ科の魚のほとんどを狙えますし、他にもブルーギル、テナガエビなどが狙えます。
海釣りならハゼ、シロギス、メゴチ、フグ、カサゴ、アジ、ベラといったところでしょうか。
ただし先程述べたようにイソメ、オキアミ、ミミズ、市販の練りエサなどと比べたら明らかに食いは落ちるので注意は必要です。
魚肉ソーセージの使い方
魚肉ソーセージの使い方は非常に簡単で、適当な大きさに切って針に刺すだけです。
ここでは私がよくやっているストローで細切りにする方法を紹介します。
ハサミやナイフで細切りにすると太さが均一にならず、細い所で千切れやすいのですが、ストローを使うと太さが均一になるため千切れにくくなります。
適当な長さに切ったソーセージにストローをブスッと貫通させます。
小物釣りの場合はなるべく細いストローを使うといいです。
ストロー内にソーセージの身が入るので、ストローを押しつぶすか息を吹き込むと中身がニュルッと出てきます。
ストローから出したら写真の様に針に通し刺しにすればセット完了です。
ちなみに写真の針は以前紹介したがまかつクワセマスターの2号です。
(本来はヘラブナ用の針ですが意外と使いやすいです。)
太さが違うストローを数種類用意しておけば太さの調整も出来ますし、長さも自由に決められますが、投げ釣りで使う場合はタラシはなるべく短い方がいいです。
長すぎるとソーセージ自体の重みで千切れてやすいです。
「一応釣れる」くらいに考えておくのが吉
今回は釣りエサとしての魚肉ソーセージについてお話ししました。
先程述べたようにイソメやオキアミなどに比べたら食いは落ちるので、出来ることならそれらを使った方がいいというのが正直な感想です。
私自身魚肉ソーセージを使うのは、用意していたエサが無くなった時か急遽釣りに行くことになりエサを用意出来なかった場合くらいです。
ただ予備のエサとしては十分に使えるので、釣り場に持っていくのはアリだと思います。
使わなかったら自分のおやつにすればいいだけですから。