私は川で釣りをする時にミミズをよく使います。
今回そのミミズの針付けのために、昔から気になっていた虫エサセッターを使ってみました。
結論から言うと想像以上にミミズが針付けしやすくて良かったです。
- 釣りでミミズやイソメをよく使う人
- 虫エサセッターが気になる人
非常に面倒なミミズの針付け
ミミズは川釣りでは小物から大物まで使える万能エサですが、実際に使うと結構面倒な部分もあります。
とにかく針に刺し辛い
面倒な点その1はとにかく針に付け辛い点です。
付け辛い理由は以下の3つの点にあります。
- 生きエサなので当然動く
- 身体が伸縮する
- 体の表面にヌメリがあり滑る
この3つの理由により、狙った箇所に針を刺すのが非常に難しいです。
ニオイがキツイ
面倒な点その2はニオイです。
ミミズを針で刺すと黄色い体液が出てくるのですが、これのニオイが結構強烈です。
手にニオイが付いてしまうと洗っても中々落ちないので非常に厄介です。
ミミズがよく釣れるのはそのニオイのおかげでもありますが。
虫エサセッターを買ってみた
その面倒なミミズのエサ付けが少しでも楽になるかなと思い購入したのがナカジマの虫エサセッターです。
この商品はかなり前からあり、どこの釣具屋でも見かけます。
以前からずっと気になっていたのですが、エサ付けするたびにこれを手に取って使う手間が面倒そうで使っていませんでした。
しかし、以前紹介した針結び器やノットアシスト2.0の様に使ってみたら良かったなんてケースもあり得ますし、そんなに高い物でもないので買って試してみることにしました。
パッケージ裏面に使い方が書かれていますが、特に難しいことは書かれていません。
コイツでエサを掴んで針に刺すだけです。
チョン掛けと通し刺しの両方に対応しています。
ちなみに私が使うのは通し刺しがほとんどで、チョン掛けはミミズが小さい場合しか使いません。
虫エサセッター本体です。
ピンセットの様な形で先端部分が櫛の様になっています。
本体にマグネットが付いています。
これで何かにくっ付けておくことが出来るみたいですが、私の場合は使う機会が無さそうです。
手に持った様子です。
大きすぎず小さすぎずで持ちやすいです。
バネなどは内蔵されておらず、プラスチックの弾力で閉じています。
閉じる力が強すぎるとエサが潰れてしまいますし、弱すぎるとエサがホールド出来ないので、絶妙な加減になっているのだと思います。
一番肝心なエサを掴む部分です。
粗めのヤスリの様になっていて、これで掴んだエサが滑らないようになっています。
実際に使ってみた感想
実際にこれを使ってミミズを針付けしてみました。
最初のミミズを掴む作業が大変なのではと思いましたが、思った以上に簡単に出来ました。
そして一回掴んでしまえば、針を刺したい部分が動かないので簡単に刺すことが出来ます。
エサの掴み方に慣れてしまえば手で掴んで付けるより早いです。
使うときの注意点としてはミミズを掴んだ後、セッターを押して開いてしまわないようすることです。
せっかく掴んだミミズを落としてしまいます。
もう1つの注意点はあまりに小さいミミズだと上手く掴めないことです。
ある程度の太さが無いと難しいかもしれません。
虫エサが平気な人でもおすすめ
私は今までこの手の商品はミミズやイソメなどの虫エサが触れない人が使う物だと思っていたため、今まで手を出すことがありませんでした。
しかし今回使ってみてミミズの針付けが予想以上にすんなり出来て驚きました。
虫エサ平気な人でも、ミミズやイソメをよく使う人は検討してみる価値はあると思います。
ちなみに虫エサセッターは色違いで赤い物もありますが、それはアカムシなどのもっと小さい虫エサ用なので購入する際は間違えないようにしてください。