先日の釣行ではいいサイズのシロギスが結構釣れました。
釣った後は当然食べる訳ですが、通常は天ぷらやフライにしています。
たまに大きいのが釣れた場合は刺身で食べることもあります。
それらの食べ方も美味しいのですが、他の食べ方は無いかと調べたところ一夜干しにすると美味しいという事が分かったので作ってみることにしました。
・天ぷら、フライ以外の方法でシロギスを食べたい人
・干物を作ってみたい人
以前から気になっていた一夜干しシート
一夜干しを作るにあたって困ったことは、ネット上で色々な作り方が紹介されており、どの作り方が良いか分からないという事です。
魚を漬け込む食塩水の塩分濃度や干し方、干す時間などみんなバラバラです。
どの方法で作るか迷いましたが、以前から釣具店で売られているのを見て気になっていた一夜干しシートという物を使って干物を作ってみることにしました。
釣りをしない方は釣具店に行くことはまずないと思うので意外に思うかもしれませんが、釣具店には釣った魚を調理するための調理器具や調味料が売られています。
今回購入した一夜干しシート以外にも調理用の包丁や干物用のネット、イカの沖漬け用のタレなんかも売ってます。
こちらが購入した一夜干しシートです。
2種類ありますが違いはシートのサイズです。
今回調理するのはシロギスなので小さいシートを選びました。
この一夜干しシートですが、作っているのはゴム手袋やコンドームで有名なオカモトです。
初めてオカモトのホームページを見ましたが、色々な物を作っていて驚きました。
裏面に作り方が記載されています。
初挑戦なので余計な事はせずこの方法に従って作っていくことにしました。
実際に作ってみた
ここでは用意した材料と調理の手順を紹介します。
用意した物
材料のシロギスです。
干物にすると身が縮むので、サイズが大きい物を6匹ほど使いました。
残りは定番のフライにしました。
メインの魚以外に用意した物です。
一夜干しシートの他に塩、正確な濃度をの食塩水作るためのはかり、水と塩を混ぜる紙コップ、漬け込みと一晩寝かせるためのジップロックを用意しました。
あと写真がありませんが、水気を取るためのキッチンペーパーも用意しました。
作り方
まずシロギスを背開きにします。
普段料理はしませんが、魚を捌くのはいつも自分でやっているのである程度は出来ます。
シロギスは比較的捌きやすい魚だと思います。
中骨はフライを作る時に一緒に揚げて骨せんべいにしました。
濃度10%の食塩水を作ります。
私みたいな普段料理をしない人間が目分量でやると100%失敗するので、はかりを使って塩の量を正確に量りました。
水の量も同じようにはかりを使って正確に量ります。
当初は100ml作る予定でしたが、全然足りないので結局300ml作りました。
ジップロックに捌いた魚と作った塩水をジップロックに入れます。
漬け込む時間は説明書には25分とありましたが、魚が小さいのと私が薄味が好みという理由から15分にしました。
15分経ったら魚を取り出しキッチンペーパーで水気を取ります。
この時点でかなり干物っぽくなってきました。
水気を取ったら一夜干しシートで魚を包みます。
1枚で3匹収まったので、今回は2枚使用しました。
シートで包んだらジップロックに入れ、冷蔵庫で一晩おいて完成です。
完成直後の写真を取り忘れましたが、一晩経ったら本当に干物っぽくなってました。
食べてみた感想
出来上がった一夜干しを焼いてみました。
ちょっと焼き時間が足りなかったようです。
もうちょっと焦げ目が付くくらいに焼いた方が良かったです。
食べてみた感想ですが、塩加減が自分好みの薄味でいい感じです。
初めてにしては良く出来たと思います。
フライや天ぷらと比べて軽いので何個でも食べれます。
まとめ
人生で初めて干物を作ってみましたが、思った以上に簡単に作ることが出来ました。
一夜干しシートが余っているので、何か魚が釣れたらまた作ってみようと思います。
みりん干しを作ってみるのもいいかもしれません。