ジグ作りの話も今回で4回目となります。
前回はシリコン型に溶かした鉛を流し込むところまでお話ししました。
出来の良し悪しは別として何とか完成させることが出来ましたので、今回は完成までの話をしたいと思います。
自分でメタルジグを作ってみたい人
完成までの流れ
ジグ完成までにやらなければならない作業は以下の物があります。
- ヤスリで形状を整える
- 塗装をする
- コーティングをする
- フックを取り付ける
完全な自己流なので結構いい加減ですが、1つずつ紹介していきたいと思います。
形を整える
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上の写真が前回シリコン型に鉛を流し込んで作った作ったジグです。
原型の仕上がりが良くなかったため、シリコン型もボコボコになり、当然のように型取りした物もボコボコです。
まずこれの形状を整えます。
![](https://hanotaka.com/wp-content/uploads/2024/02/7037547e43894ff748dd55fec5fe3cb5.jpg)
こちらが形状を整えた物です。
金ヤスリと紙ヤスリを使って削ったことで大分キレイになりました。
細かいキズや凹みがまだありますが、面倒なのでこれで良しとしました。
下地塗料を塗る
![](https://hanotaka.com/wp-content/uploads/2024/02/ec78872ea5a53f591a752e898861ea80.jpg)
次にジグを塗装していきます。
段ボール箱に紙を詰め込んだ簡単な塗装ブースのような物を作ってみました。
部屋の中で作業をすると飛び散った塗料とシンナー臭で大変なことになりそうなので屋外で作業をします。
![](https://hanotaka.com/wp-content/uploads/2024/02/9f427984c34b30e003fe4589f71fba36.jpg)
まず下塗りをするのですが、下塗り塗料はGSIクレオスのサーフェイサーを使用します。
この塗料本来はプラモデル用の物で金属の下塗りに使う物ではないのですが、過去に別の作業のために買った物が残っており、新たに塗料を買うのも勿体ないのでこれを使うことにしました。
![](https://hanotaka.com/wp-content/uploads/2024/02/59f4cc3ea0b7a29c4b50eea34cdb9d71.jpg)
こちらが下塗り後の物です。
細かいキズや凹みも埋まって目立たなくなりました。
シルバーを塗る
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下塗りが終わったら、こんどはその上にシルバーを塗ります。
このタミヤのラッカー塗料ですが、シルバーが何種類もあったので迷いました。
違いがイマイチよく分からないし、特にこだわりは無いのでとりあえずアルミシルバーというのにしました。
これを2回ほど重ね塗りします。
(塗装後の写真を撮り忘れました。)
ホログラムシールを貼る
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シルバーを塗ったら写真のホログラムシールを貼ります。
ホログラムのシールも色々あって迷いましたが、とりあえず写真の物を購入しました。
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今回は片面にだけ貼ります。
このシールは非常に薄いので、貼り付ける面が平らになっていないとキレイに貼れません。
最初に形を整えておいて正解でした。
クリアレッドを塗る
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シールを貼ったら上から塗装します。
色はクリアレッドにしました。
赤にした理由はこのルアーのメインターゲットがカサゴだからです。
ロックフィッシュ用のワームは赤系の色が多いですし、ブラクリのオモリも赤なので何となく赤が良いかなと思いました。
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塗装後はこんな感じになりました。
ホログラムシールのキラキラ感は薄れましたが、これはこれで良い感じです。
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3H9TG7+CJALBM+374G+6O1Z5)
コーティングをする
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塗装が終わったらコーティングをします。
コーティング剤はACCELのウレタンコートです。
コーティングは5回ほどやっておきました。
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コーティングしたらアイの穴が塞がってしまったので後でカッターで削りました。
フックとスプリットリングを取り付ける
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最後にフックとスプリットリングを取り付けます。
フックはスプーン用のシングルフックがあったので、とりあえずそれを付ける事にしました。
これでジグの完成です。
まとめ
今回は形状の修正から塗装、コーティングと完成までの工程を紹介しました。
ジグを作るというのは初めての試みなので色々と分からないことがありましたが、どうにか完成させることが出来ました。
完成後釣り場で投げて確かめることになるのですが、その結果については後日お話ししたいと思います。